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剣豪、その名は「近藤武蔵」です

2010-05-07 00:31:42 | 日記・エッセイ・コラム

 NHKの大河ドラマは圧倒的に幕末ものが多い。 
 今は、坂本龍馬が旬である。
 土佐藩の上士、下士の身分制度。その差別の激しさが描かれている。妻は上司と勘違いしていた。
 「お父さんも(私のこと)、上司に逆らってたからね。偉くなれなかったよね」
 
 龍馬の家系が上Photo_3士ではない理由を
 「先祖が出張経費をごまかしたからなんだぜ」と説明した。
 歴史に疎い妻である。いくら歴史音痴でも、こんな話は信用しない。

  土佐の上士、下士の差別は、関ヶ原の戦い以降、山内一豊に従って土佐へ来た武士が上士。それ以前から土佐にいた武士、すなわち長宗我部氏の家臣だった者が下士とされた。元の主君、長宗我部盛親が、関ヶ原で戦わず仕舞いで退散。お家滅亡の危機を逃げる手立てがあったが、家督を奪われることを恐れ、実の兄を殺してしまった。結局、領国は没収された。
 後年、豊臣家に乞われ大阪の陣に参陣するも、最後は逃げだし、自害することなく処刑され、さらし首となった。最後が武士らしくないことなどで、長宗我部氏は、その家来までが蔑まされた結果ではないかと思う。

 坂本龍馬の暗殺犯は、その直後から新撰組が疑われていた。新撰組は、龍馬を慕う土佐 の志士から徹底的に恨まれた。現在、犯人は、京都見回り組であることが定説になっている。近藤勇の処刑は、土佐の意向が強かったからだとも言われている。

 私の生まれ住んでいる日野は「新撰組のふるさと」がキャッチフレーズだ。
 近所には、井上源三郎の家系の人が住んでいて、30年来、家族ぐるみでお付き合いしている。その方の墓地は、源三郎一門のお墓の中にある。
 土方歳三の生家やお墓も市内にある。

 近藤勇は、今の調布の出身だが、新撰組のスポンサーとも言える佐藤彦五郎も日野在住だったこともあり、市内でPhotoは「誠」の旗を、あちこちで見かける 。

 「近藤勇の子孫はどうしている」という妻の質問に
 「近藤の息子は、剣豪に育って欲しいという願いから、宮本武蔵から名前を取り、近藤武蔵と名付けられた」
 そこからは、私得意の創作歴史になる。もっとも、息子の存在も創作だ(養子はいたが)。

 「近藤武蔵は、名前を呼ばれるとき ”コンドーム サシ” と姓と名を分ける箇所を微妙に離すと、ある物に間違えられて困ったそうだ。剣豪と認められるどころか、バカにされて育った」
 「土方歳三は、武士の出身ではなかったので苗字はなく、石田村の歳三と呼ばれていた。伝来の薬を売り歩いていたが、貼り薬、塗り薬を売るときに、『肘、肩のPhoto_2凝りに効くよ。肘・肩の‥‥‥‥』 というところから、ひじ・かたの歳三になったんだ」

 何処まで信用しているか分からないが、少なくとも「コンドームさん」と呼ばれた息子がいたというのは信じていない。

 この週末、ひの新選組祭りが行われる。ここでは新撰組でなく、新選組と書かれているのが残念だ。当時、新選組と書かれたのは、隊士の手紙などであるが、公式文書にはない。あて字、あるいは誤字だったと思う。それが普通に使われるようになってしまった。
 正しいのは「新撰組」だと主張している。 


寒いハワイにて

2010-05-04 22:38:46 | 旅行記

  防寒着が必要2010hawai01_2なビッグアイランド・ヒロ

 メリーモナーク・フェスティバルを観戦するために、ハワイ島のヒロへ行った。
   直前に風邪をひき、体調はベストとは言えない。息子が持って来た風邪を妻が貰い、次は私が譲り受けた。2010hawai05
 出発の朝は熱っぽく、このままでは入国拒否されるかも知れないと、心配になった。咳が出るので、ずっとマスクをしていた。常夏のハワイへ着けば、暖かい陽気で、すぐ良くなると思った。それが間違いと気づいたのはヒロ空港へ着いた頃だ。
 飛行機も寒い。乗り継ぎのホノルル空港内は、エアコンの効き過ぎで、もっと寒い。
 目的地のヒロ空港も寒いのだ。エアコンの効き過ぎだと判断して、早く、暖かい外へ出たいと思った。
 が‥‥‥‥
 外も、「涼しい」というより寒いくらいだった。厚地長袖のシャツに春物のベ2010hawai03ストを着ていたが、その上に冬物のカーディガンを羽織った。

 メリーモナーク・フェスティバルは、フラ・コンペディションの最高峰と言われている。屋根があっても一部に壁のない会場では、防寒着が必要と分かっていたが、夜中になると、さすがに寒い。雨具兼用の防寒着を着ることになっ2010hawai06た。日本国内では、時季外れなので在庫がなく、入荷予定もないという状況だった「携帯カイロ」が、ヒロのショップで売られていたのには驚いた。

 富士山より高い二つの火山「マウナ・ケア」「マウナ・ ロア」が、島の東西で気候を分けている。
 今でも、火山活動が盛んな島で、キラウエアのクレーター(噴火口)からは、煙(湯気)が噴出している。見学するにも、レインコートが2010hawai10必要だ。雨対策と寒さ対策だ。

 火山の近く、火山灰の上でも、流れ出た溶岩の隙間でも、すぐに生息を始める「レフア」の花が、可憐でありながらもたくましく見える。

 雨の多い「ヒロ」。雨期も終わる時期だというのに、一日に何度も雨が降る。
 ヒロの旅行客は、このメリーモナーク・フェスティバルの時期に集中しているのだと思う。ホテルは満室。バスのお湯は、ほとんど出ない。給湯2010hawai19能力を超えているのだろう。風邪がひどくなりそうだ。昼間ならお湯が出るから、洗髪は昼間に限る。
 それでも、南国の草花が豊富で、緑が多いのが、ビッグアイランド「ハワイ島」のヒロ周辺。「ヒロ」や周辺地域は、ハワイ諸島でも、日系人の多い地域で、スーパーもガーデンショップも日本人名と思える店が多い。「AKATSUKA」というガーデンショップでは、二万ドルもする「ラン」があった。
 ヒロのダウンタウンでは、多くの花や果実が売られ ている。傘とレインコートを持って街を歩く。とにかく、2010hawai20 突然、雨が降る。
 
 島の反対側がコーヒーで有名な「コナ」。温暖で、雨も少ないので高級リゾート地としての地位を確立している。

 メリーモナーク・フェスティバルを見るには、会場近くの便利さを優先、時間を有効に使える「ヒロ」に宿を取るか、会場まで2,3時間をかけて行き来する不便さを我慢してでも、充実し た設備、サービスが期待できる「コナ」のホテルに泊まるかを選択する必要がある。

レフアの花
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トイレにも生花が
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ガーデンショップで見た花々
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