nakazumi's blog

文化・歴史・城郭をメインに、時々『気になる事』を記す婆娑羅ブログ!

膳所城

2013年07月07日 | 滋賀県の城郭・環濠

   慶長5年(1600年)関ヶ原の戦に勝利した徳川家康は、翌年の慶長6年(1601年)東海道を制し湖上の船運を抑える目的で、大津城を廃し、現在の膳所城址公園(膳所崎)に四層四階の天守のある膳所城を築城させた。完成後は、戸田一西が30,000万石で入城した。その後城主は、ころころ変わったが、慶安4年(1651年)以後は、譜代大名の本多氏の世襲となり、60,000万石で、明治維新まで続いた。膳所藩の重要な任務として、京都の警備、特に禁中火番や洛中火消という消防活動が幕府から命じられ、幕末までその任務が遂行されていた。城は、湖中にせり出すように本丸、二の丸、三の丸が築かれた。明治6年(1873年)廃城となり、破壊されたが、現在、陸続きになった本丸址は、膳所公園として整備され、石垣がわずかに残っているほか、城門が、模擬再建されています。

[所在地:滋賀県大津市本丸町]

アクセス>京阪電鉄石山坂本線・膳所本町駅下車徒歩7分

                                          城門(模擬城門)

 

膳所城址碑

 

 

天守閣址

  

 

 2013/7/6訪城



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