私は海が大好きだが苦手な海洋動物が3種ある。サメとウミヘビとクラゲだ。
サメに出合ったのは1度だけ、グアムでのことだ。リーフの外側で泳いでいたら小さなサメを見掛けた。一瞬近寄ろうかと思ったがすぐに思い直した。水中では彼らのほうが圧倒的に早いし近くにお母さんがいるかも知れない。慌てて逃げた。
ウミヘビには沖縄本島と宮古島で出会った。本島のムーンビーチでのことは以前に書いたが、宮古島での出会いのほうがショッキングだった。勢いを付けて潜ったら真正面から向かって来るウミヘビと鉢合わせになった。パニック状態で逃げた。
クラゲには長く悩まされた。長時間泳ぐので刺される数が半端ではない。特に両腕は傷だらけになるし痒い。ホームセンターでゴム製のロング手袋を見つけてようやく自由に泳げるようになった。
沖縄にはイラブー汁という郷土料理がある。何とエラブウミヘビをブツ切りにした料理だ。日本有数のゲテモノ料理だろう。
回転寿司のアナゴはウミヘビだと悪口を言う人がいる。本当であれば史上最大級の食品偽装事件としてもっと大騒ぎになる筈だ。これは間違った主張ではないが悪意のある誤解を招く表現だ。なぜなら実に奇妙なことだがウミヘビは2種類あるからだ。
我々が通常考えるウミヘビは爬虫類有鱗目コブラ科に属する。コブラ科であるだけに毒を持つ物が多い。エラブウミヘビもこちらに属する。
もう1つは魚類ウナギ目ウミヘビ科に属する魚だ。英語ではsnske eel(ヘビウナギ)と呼ばれている。なぜこれがウミヘビと呼ばれるのかその経緯は知らないが、多分、図鑑を見た人による誤訳だろう。一部の回転寿司店で使われているマルアナゴはウナギ目ウミヘビ科に属する。当たり前の話だが魚類であって爬虫類ではない。これをウミヘビと中傷するのはウミヘビが2種類あるのを知らないか、他人の無知に付け込んで回転寿司を貶めたいだけだろう。ややこしい「ウミヘビ」という名称を「ヘビウナギ」に改めればこんな誤解は生じない。
生物の分類では時々こんな変なことが起こる。タラバガニは実はヤドカリの仲間に分類されるがカニとして通用している。ウミヘビという動物が2種類あるから誤解を招くのであり、魚のほうのウミヘビは「ヘビウナギ」など別の呼称に改めるべきだろう。
サメに出合ったのは1度だけ、グアムでのことだ。リーフの外側で泳いでいたら小さなサメを見掛けた。一瞬近寄ろうかと思ったがすぐに思い直した。水中では彼らのほうが圧倒的に早いし近くにお母さんがいるかも知れない。慌てて逃げた。
ウミヘビには沖縄本島と宮古島で出会った。本島のムーンビーチでのことは以前に書いたが、宮古島での出会いのほうがショッキングだった。勢いを付けて潜ったら真正面から向かって来るウミヘビと鉢合わせになった。パニック状態で逃げた。
クラゲには長く悩まされた。長時間泳ぐので刺される数が半端ではない。特に両腕は傷だらけになるし痒い。ホームセンターでゴム製のロング手袋を見つけてようやく自由に泳げるようになった。
沖縄にはイラブー汁という郷土料理がある。何とエラブウミヘビをブツ切りにした料理だ。日本有数のゲテモノ料理だろう。
回転寿司のアナゴはウミヘビだと悪口を言う人がいる。本当であれば史上最大級の食品偽装事件としてもっと大騒ぎになる筈だ。これは間違った主張ではないが悪意のある誤解を招く表現だ。なぜなら実に奇妙なことだがウミヘビは2種類あるからだ。
我々が通常考えるウミヘビは爬虫類有鱗目コブラ科に属する。コブラ科であるだけに毒を持つ物が多い。エラブウミヘビもこちらに属する。
もう1つは魚類ウナギ目ウミヘビ科に属する魚だ。英語ではsnske eel(ヘビウナギ)と呼ばれている。なぜこれがウミヘビと呼ばれるのかその経緯は知らないが、多分、図鑑を見た人による誤訳だろう。一部の回転寿司店で使われているマルアナゴはウナギ目ウミヘビ科に属する。当たり前の話だが魚類であって爬虫類ではない。これをウミヘビと中傷するのはウミヘビが2種類あるのを知らないか、他人の無知に付け込んで回転寿司を貶めたいだけだろう。ややこしい「ウミヘビ」という名称を「ヘビウナギ」に改めればこんな誤解は生じない。
生物の分類では時々こんな変なことが起こる。タラバガニは実はヤドカリの仲間に分類されるがカニとして通用している。ウミヘビという動物が2種類あるから誤解を招くのであり、魚のほうのウミヘビは「ヘビウナギ」など別の呼称に改めるべきだろう。