メモ代わり

天子様をお好きなのね
はい。あの方こそ私の生きる理由です。


天子様をお好きなのね
はい。あの方こそ、私の唯一の主君です。


ナナリーと星刻の会話、上はオペの前。死を見つめ続けているときの、星刻の返事。
下はオペ後、リハビリがある程度進み、洛陽に帰る前。


死を抱きしめていれば、むしろ恐れるものは無い。
生を与えられたら、臆病になる。


星刻は天子様をどう思っているのか？たぶん星刻本人は「忠義、感謝」そういう答えしか自覚していない。最大限に表現しても「敬愛」まで。でも、当人は自覚していなくても周りが見ればバレバレなんですけど。
しかも、自分の余命を短いものと考えていたのに、助けられてしまった。いきなりつなげられた未来の時間に戸惑い、天子様との距離を測りかねる不器用な星刻。ナナリーの目から見れば「かわいい」存在に映るのでしょう。