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登録販売者と薬学検定問題問いてみる37

2015-12-21 10:33:43 | 薬学検定と登録販売者問題解いてみた
鎮暈薬の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。


a.  アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐き気を抑える。
b. 臭化水素酸スコポラミンは、肝臓で代謝されにくいため、抗ヒスタミン成分等と比べて作用の持続時間は長い。
c. ジメンヒドリナートは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱によるめまいを軽減させる。
d. 塩酸ジフェニドールは、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
a b c d
1 正 誤 誤 正
2 正 正 誤 誤
3 正 正 正 誤
4 誤 正 正 正
5 誤 誤 正 正
アミノ安息香酸エチル】 局所麻酔作用を示し、知覚神経の刺激伝達を遮断することを目的として、胃粘膜から嘔吐中枢への神経伝達を遮断することを目的として、乗物酔い防止薬に配合される。
aはうっかり引っかかるかもしれない。嘔吐防止の効力は神経伝達遮断による。ゆえに誤。
臭化水素酸スコポラミン肝臓で速やかに代謝されてしまうため作用の持続時間は短い。
bは誤
ジメンヒドリナート、延髄の嘔吐中枢への刺激、及び内耳の前庭における自律神経反射を抑制する作用を目的として、乗物酔い防止薬に配合される。
Cは正解
塩酸ジフェニドール】 抗めまい成分で、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示し、乗物酔い防止薬に配合される。
dは正解
答えは5である。
鎮暈薬、これさらりと読めただろうか。チンウンヤクと読む。ようするに乗り物酔い防止薬である。