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ドイツの原発廃止とはその2

2012-10-26 16:02:27 | Weblog
ドイツは敗戦国である。それも2回続けての敗戦国。日本も同じく敗戦国だが、その後の変遷は違う。
日本はアメリカの属国になり、刀を下ろしたままでいる。
ドイツは逆にアメリカの都合で剣を持たされた。東西冷戦の最前線である。

このドイツの再軍備に大反対したのがフランス。ドイツはアメリカの番犬になって再び軍をもてる国化する。このとき強すぎる番犬の鎖を握るのはフランスである。持て余すことが分かっていたから反対したがアメリカの都合で鎖を押し付けられた。

 (ドイツというよりゲルマンは番犬に縁がある民族なのだろうか。最初に歴史に登場したときにはローマの番犬。次はアメリカの番犬。今はヨーロッパの番犬である。)

 ドイツが原発を導入する時大反対したのもフランス。フランスはドイツの統一にも反対し、東西統一にも反対した。ドイツ(ゲルマン)が意思をまとめて力をふるう事に対して、フランスは常にアレルギーを持っている。
 だから、ドイツはフランスに言った。「原発は一緒にやろうよ」と。
もともとドイツの原発とフランスの原発は同じ仲間と言っていいのである。
ドイツは原発を減らし全廃に持っていこうとしているが、逆にフランスは原発大国でありさらに増やそうとしている。
さらにドイツは自国の原発を減らした分、フランスから電気を輸入する契約をしている。ドイツで減って、フランスで増える。実質的にはプラスマイナスゼロでぜんぜんエコでは無い。
 それどころか送電線で高圧電流を運ぶときの、磁力線問題を考えるとむしろマイナス面が大きい。