第165回臨時国会の開幕

いよいよ81日間にわたる臨時国会が開幕しました。

昨日の党大会直後に再任が決まった小沢代表が検査入院するというハプニングに見舞われたが、今日の首班指名本会議には元気に出席し、一同ほっと胸をなで下ろしたところです。

私は、外交安保・経済産業政策担当の政調副会長に就任することとなりました。まだ、衆議院の所属委員会は確定していませんが、引き続き、対外関係に関わる党の政策とりまとめに全力を挙げることになります。

ところで、発足した安倍政権の顔ぶれは、実務的で堅実な布陣という第一印象です。麻生外相の留任に加え、久間防衛庁長官の返り咲き、拉致問題も担当する官房長官に塩崎さん、拉致担当の首相補佐官に中山恭子さん、また新設された国家安全保障担当の首相補佐官に小池百合子さんが就任するなど、質疑を挑む私たちにとっては、まさに論戦が待ち遠しくなるような多彩な顔ぶれです。

また、発表された閣僚名簿を見る限り、安倍官邸のホワイトハウス化を推進する体制は、十分「本気さ」を感じさせるものといえます。すでに70名を超えたといわれる各省庁の課長クラスの公募への応募状況と相まって、日本版NSCがどのように形成されていくのか、しっかり見極めていくとともに、立法府の立場から、よりよい体制づくりに向けた注文もどしどしつけていきたいと思います。
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