慌しい師走 3

国会が終わり、地元挨拶回りの日々。
各地で行われる年末行事をはしご。
お餅を一臼つかせていただき、皆さんと記念写真に収まり「ハイ、ポーズ」、時間がないのでけんちん汁を一気にいただき舌の感覚が麻痺、次の会場ではお餅を振舞われ、黄な粉に餡子に納豆に大根おろし・・・美味しいお餅を次々に頬張り、つぎのイベントへ。

挨拶は、お決まりの、かんべえ殿よりご教示(http://tameike.net/)いただいた来年の干支にちなんだ話。新しい力と旧い力が激しく鬩ぎ合う年となる中で、民主党が自民党を、民主党の中でも新しい力が旧い勢力を凌駕していく一年としたいと決意表明。

地元行事の合間を縫って、一昨日は、BS朝日「闘論・永田町!」の収録。山本一太さんの人気番組で、正月三が日連続放映とのこと。浅尾慶一郎、河野太郎、そして、なんと、共産党の笠井亮さんとのバトル・トーク1時間48分。外交の話題が主だったが、これぐらい時間をかけてじっくり議論できると内容も濃くなる。ぜひ多くの方々ご覧いただきたい。

連夜の忘年会はしごで胃腸はもはや限界に・・・。それでも、帰宅してからは、年明け早々に出版予定の森本敏教授・石破茂代議士との共著の原稿校正に追われる毎日。自分の本もまだ書き上がってないのに、別の意味で胃が痛いのだ。

明日は、今年最後の朝立ちを日野市・高幡不動の駅頭で行う。来る2007年に向けた抱負を思い切り訴えたい!
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もはや無意味な6カ国協議

6カ国協議が成果のないまま休会となった。
予想通りの展開。
20日の衆院イラク支援特別委員会での閉会中審査における質疑でも指摘したが、もはや6カ国協議は、無意味なメカニズムであることが明白になった。

昨年9月の共同宣言のフォローアップが不調に終わって以来、すでにその効用は甚だ疑わしいものであったが、今回の再開は、事前の準備に時間をかけてきた分だけ(実際、麻生外相も、6カ国協議は開催することに意義があるわけではない。急ぐ必要はない、と言ってきたから、開催するとなれば相応の成果が見込めると憶測を呼んでいた)、一部に大きな期待を寄せている向きもあった。

しかし、結局は、徒労に終わったようだ。北朝鮮は、国連制裁などが効いて追い込まれて6カ国協議に復帰したのではなく、余裕たっぷり5カ国を振り回し、堂々と核開発続行のための時間稼ぎに成功した。あとは、核保有国としてのブランドが定着することを待つばかりといったところ。

日米は、今後6カ国協議に応じるべきでない。この枠組みでは、拉致問題の解決も覚束ない。本気で北朝鮮の核開発を止めるためには、米朝直接協議で、94年の枠組み合意IIを締結し、ヨンビョンの核施設を停止させる以外にない。枠組み合意Iでは、少なくとも8年間同施設の稼動は凍結されていた。しかし、2002年の再開以来、年々兵器級プルトニウムが蓄積され、ついには最大10発の核爆弾を保有するに至り、実験に踏み切る余裕が生まれたのである。

この深刻な事態を視野に入れて、数年前から米国内では、米朝直接協議を促す識者の声が大きくなってきた。94年の核危機の際には空爆寸前まで覚悟したペリー元国防長官(民主党)や、最近イラク研究グループ提言を出して脚光を浴びたベイカー元国務長官(共和党)など、いずれも米政府に影響力のある重鎮だ。我が国は、議長国の中国ばかりが注目を集める6カ国協議などにいつまでもお付き合いしていないで、国連制裁の誠実な履行を各国に呼びかけるとともに、核の米朝二国間協議、拉致の日朝二国間協議という実質的に意味のある協議を立ち上げるよう、米政府に働きかけるべきだ。

20日の質疑でも提案したが、イラク安定化のためには、イランやシリア、パレスティナ和平のために日本独自の外交ルートを駆使してブッシュ政権の外交攻勢を促すべきだし、朝鮮半島問題でも米朝直接交渉へブッシュ大統領の背中を押してやるべきだ。それが、真の同盟国としての責務であり、いずれも我が国の安全保障上の死活的な利益が絡んだ問題だ。外交はお付き合いでもなんでもない。国益を見据えて、同盟国に注文をつけねばならない時があるはずだ。そして、ブッシュ政権が中間選挙で敗北し、外交政策全般の見直しを行っている今がその時だと思う。
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慌しい師走 2

じつに10日ぶりの更新。
これでは、ブロガーなんて恥ずかしくて言えないな。
この間いろいろあったので、少しづつ書き留めておきたい。

岡山へ後輩・花咲ひろき君の応援。
保守地盤の強固な地域で、それこそ岩盤に爪を立て、地を這って、草の根を掻き分け支持者の輪を広げる気の遠くなるような持久戦。本当に頑張っている。支援者に背中を丸めて握手をし、頭を下げる彼の姿を見て何度も目頭が熱くなった。どの会場も熱気に溢れていた。何とか彼を国政へ押し上げようとする熱烈な支援者が、雨模様の中も続々と詰め掛けてくださった。私も、皆さんの期待に応えるべく渾身の演説。彼の2日にわたるブログを見ると、何とか少しはお役に立てたようで、ホッと安堵している。がんばれ花咲!きっと花咲く春は来る!
http://www.hanasakihiroki.jp/diary/archives/000760.html
http://www.hanasakihiroki.jp/diary/archives/000762.html

応援に行った逗子市長選挙は、予想外の圧勝!
数日後に会食した小沢代表も大いに喜んでいた。
実家のある逗子は、良くも悪くも世間の動きに敏感な街。
安倍政権への失望感がジワリと広がる中で、自公相乗りの前自民市議に5000票近くの大差をつけて民主推薦の前市議が勝った。同時に行われた市議補選も民主候補がぶっちぎりのトップ当選を果たした。浅尾慶ちゃん、よかったね!

臨時国会会期末は、参議院に振り回された数日間だった。
衆議院国対は、前門の虎「与党」に加え、後門の狼「自党参議院国対」との戦いを強いられるのだ。この不毛にして馬鹿げた因襲は、国民の誰にも理解していただけないだろう。こんなことをやっていて政治不信を払拭することなどできるはずがない。こんな二院制はいらない!年中行事と化しつつある内閣不信任決議案が圧倒的多数によって目の前で押し潰される様を凝視しながら心の中で吐き捨てる。

解説記事が毎日新聞に掲載されていましたので、以下引用します。かなり正確です。

(引用はじめ)
改正教育基本法:成立 野党共闘が崩壊 「自・民もたれ合い」の印象
(毎日新聞 2006年12月16日 東京朝刊)

 改正教育基本法が成立した15日、「成立阻止」を掲げて野党4党が展開してきた国会共闘が土壇場で崩壊した。衆院での内閣不信任決議案提出では足並みをそろえたものの、参院では共産、社民両党だけで安倍晋三首相の問責決議案を提出。両党の呼びかけをかたくなに拒んだ民主党の対応は不自然さを否めない。

 一方、同法を本来の会期末15日に成立させながら会期を4日間延長した与党側の対応もわかりにくく、「会期延長に追い込んだ」と言えるように民主党のメンツを立てることで自民党も同法成立の実を取った構図。肝心の教育論戦を離れた「自・民もたれ合い」をも印象づけた。【平田崇浩】

 共産党・市田忠義書記局長「安倍首相の責任は一番重い。問責決議案を出さなければ野党としての自殺行為につながる」社民党・又市征治幹事長「幹事長・書記局長が集まって合意したことは守られるべきだ」

 15日の首相問責決議案提出後、記者会見した市田、又市両氏は民主党への不満をあらわにした。野党4党は14日の幹事長・書記局長会談で、同法の成立阻止へ「あらゆる手段を講じる」ことで合意。民主党の鳩山由紀夫幹事長は会見で「(参院の問責も)当然含まれる」と述べていた。

 ところが、15日の参院国対委員長会談で民主党は伊吹文明文部科学相の問責決議案だけを提出するよう主張。首相問責については「すでに衆院の内閣不信任案で党の意思を示している」との理由で拒否した。国民新党は首相問責決議案の共同提出に加わらなかったが、会談では提出を主張した。

 民主党内も内閣不信任案を提出した衆院側が、参院執行部に首相問責提出で同調するよう求めて拒否される混乱ぶり。参院議院運営委員会の理事会で与党が首相問責決議案の採決見送りを主張したのに民主党理事が異を唱えなかったことにも共産、社民が反発。衆院側では高木義明国対委員長が代議士会で「彼ら(参院側)は言うことを聞かない」と嘆いた。
(以下、略・・・引用終わり)
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慌しい師走

エントリーが滞ってしまった。
一昨日は、実家のある逗子市長選挙の応援に行った。
盟友・浅尾慶一郎が陣頭指揮。
実家の周辺で遊説をやっていたら、寒空の中、懐かしい近所のおばさんたちが出てきてくださった。感謝! 
候補者も抜群だし、何とか大接戦を勝ち抜いて欲しい。

今日は、これから岡山へ。
可愛い後輩が岡山5区で頑張っている。
その名は、花咲ひろき・・・http://www.hanasakihiroki.jp/
昨年は初挑戦だったが、小泉旋風に吹き飛ばされてしまった。
捲土重来を期して、それこそ地を這い石にかじりついて懸命に頑張っている。
政権交代を夢見て、その彼を、懸命に支えている人たちがいる。

そんな花咲君の活動の一助となれば本望だ。
演説会が2ヶ所。夜は懇親会。
魂込めた乾坤一擲の演説をやるつもり。
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