地下鉄サリン事件から11年目

今日3月20日は、地下鉄サリン事件から11年目にあたります。
東京赤坂のドイツ文化会館で、メモリアル・イべントが開催されました。
サリン事件被害者の会代表の高橋シズエさんからのご案内で、唯一の国会議員として参加させていただき、本当に肩身の狭い思いをしました。

イベントは、同じテロ事件として、日本の地下鉄サリン事件、米国の9.11同時テロ、英国のロンドン同時爆破事件の犠牲者のご遺族の方々との連帯をテーマにして開催されました。会場には、米国のシーファー駐日大使、英国の総領事、そして、9.11テロの日本人犠牲者のお父様が、ゲストとして招かれ、それぞれお話をされ、高橋シズエ代表から記念のバナーを贈呈しました。

同じ国家テロに遭遇しながら、米国からは大統領の代理として特命全権大使が出席したにも拘らず、日本政府からは参加者ゼロ。私から、安倍官房長官にお願いしていましたが、公務多忙で無理。そこで、自民党議員を通じて杉浦法務大臣に働きかけましたが、これまた公務多忙で無理。石原東京都知事も、公務多忙で・・・何とか、メッセージを託してくださったのがせめてもの救いだった。

これが、日本政府の姿勢なのです。私が、1月の代表質問で訴えさせていただいたように、わが政府には、国民の生命を守れなかったことに対する責任意識のかけらもないのです。

(すいません!午前中に書く時間がなく、つづきは夜になると思います。でも、このエントリーは、単なる政府批判の意味で書くつもりはありませんので、どうぞご安心ください。ただ、「地下鉄サリン事件」被害者約5500人の方々に対するこ11年間の国の不作為の罪は重く、私自身、その間の3年半立法府に在籍していた立場からの反省と今後の立法活動への決意を書くことになります。政府批判は、小泉政権批判という近視眼的なものではなく、欧米の被害者支援法制と比較した日本政府、いや、政治批判です。もう次の会合へ行かねばなりません!失礼します!・・・追加エントリー@2006-03-21-11:20)
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