中本選手が、6位に入賞して、何とか惨敗は免れた。
といっても、あとの二人は、40,45位であった。
正確な情報ではないが、藤原選手が寄付かなんかで、1千万円集めたと聞いたときに、「あ、これは優勝できないな」と思ったものである。
確かに、スポンサーも付いていないで、すべて自腹で練習し、ロンドンへ行くというのも大変かもしれないが、これでは手段と目的が逆になったのではないかと思ったものである。
また、今回のマラソンでは、アフリカ勢のスピードについていくことは無理で、中盤を走りながら、落ちてくる選手を捕らえる方針だったというから、当然のように、日本選手は、テレビを見ていても、何位で走っているか、分からないくらいだった。
優勝した選手と、6位に入賞した中本選手の差は、わずか3分くらいなのだから、もう少し勝てるような戦略がなかったのかと残念に思う。