長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

電気を止められた老人の熱中症死

2010-08-17 08:26:37 | Weblog
また、電気を止められた老人が死亡した。
しかも、息子がいたのに、その親の看病のために、仕事をやめ、看病していたが、親の年金だけが頼りだというのである。
しかし、その年金も、生活に足りないくらいしかもらえていない。
そのため、10年位前から、電気も止められ、この暑い中、冷房もできずに熱中症で死んだというのである。
なんと悲惨な出来事であろうか。
憲法で保証されているというのに、最低の生活も出来ない日本になっているのだろうか。
何でも、生活保護を申請したけれど、申請が通らなかったらしい。
それにしても、電力会社といえば、大企業である。
それが、電気料金を払えないと、一方的にストップして、あとは知らないということでよいのだろうか。
電気料金を払えない家庭については、そこの自治体に連絡して、自治体から支払ってもらうとか、自治体から生活保護を受けられるようにして、そこから電気料金を支払うように出来ないのだろうか。
最近騒がれている、高齢者の行方不明と根は同じだと感じた。


妻も「老前整理」

2010-08-17 08:25:12 | Weblog
階下へ降りていったら、畳の部屋にいっぱい物が広げてある。
チラッと見たところ、押入れのものが出してあるのである。
「ははあ、押入れの整理をしているのだな」と分かった。
妻も、新聞の「老前整理」を読んだに違いない。
妻に急に死なれたら、妻のものをどうしたらよいか困ってしまうので、それはそれでよいことである。
ところが、捨てるに困ったものを、どうしようといってくる。
そうなると、私は捨てるのが惜しいから、とりあえずといって、私が受け取って2階へ持っていくのである。
例えば、リュックサックタイプのバッグである。
何年か前に、病み上がりで、買い物が大変なときに、買った荷物を背負ってこようとして買ったらしい。
その後少しの間は使ったのだが、その後元気になり必要なくなった。
それが、今では買い物にもいけないくらいだから、そんなリュックサックはまったく必要ない。
今度は、私が自転車で買い物にいけなくなったときに、使うことになるのだろうか。