くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

ちょうどいいかも?

2018年05月20日 23時53分09秒 | 季節の話

ここのところの暴れた天候から、毎日の気温や天候がこんなだったら良いのになぁと思える
日だったように思えます。

実は昨日は私達の結婚記念日でした。
実の娘の妻はそんな記念日が実母の万が一の日となったりしたら・・・と気が気ではなかった
ようでした。
連日、重い話ばかりでお越しくださった方には申し訳ありません。

3日ほど前に見舞いに来た次男はほとんど目を開けたり会話したりができなくなった祖母に
かなりの衝撃を受け、1日に何度か妻に様子を尋ねる電話をかけてきているようです。

先週の日曜日には、かみ合わないにしても会話もできていて、母の日にと持って行った饅頭も
食べられていたのが、看護師さんがお粥をスプーンで与えても少量を二口も流し込むと、
小さく咽てしまうので「口からの栄養補給はもう無理なようですね」と言われて、補助で
栄養と水分を補充している点滴も、いずれカテーテルで心臓付近に直接流し込む濃度の濃い
物に換えなくてはならなくなると告げられています。

それでも姪(孫)が「おばあちゃん!来たよ!!」と声をかけると、小さく頷いてちょっと
微笑でくれるから、眠気でたまらないながらも意識・認識・判断・動作までは繋がっているよう
です。

いつ緊急に招集がかかってもすぐに駆け込めるように荷物なども整えて車に積んであります。
でも、血液の酸素濃度や脈拍数は安定していて、まだしばらく持つのかも知れません。

 

電話やLINEのコールが鳴るたびにビクッとしながらの生活です。

妻が大丈夫だから行ってこいと言うので、今日も午前中に陶芸に行って来ました。

コンクリートの打ちっ放しの建物で人も多く行き来しているのですが、とても静かな場所です。
その一角の突き当りに陶芸室があります。

今日は前回の仏像に「裳」(も;腰から下の下半身を覆うスカートのような衣装)を被せて
整えてきました。

木彫りだと割と簡単なのですが、薄い布のような状態にするのは難しくて、乾いたらペラペラ
と剥がれ落ちてしまうかも知れないので、これにビニールを被せてゆっくりゆっくり乾燥させ
てから素焼きになります。

こういう細かい作業をやっていると、それに集中して他のことをすっかり頭から外せるので
とても大切な時間です。