人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

篆刻芸術を次世代に受け継ぐ

2019-03-04 16:42:09 | 篆刻


あっという間の19年目。
篆刻の道に入って最初の内は五里霧中で何が何やらさっぱり分からず、3年目くらいになって
少し(篆刻というのは、こうなんだ)分かってきたというのが実感です。
(随分と飲み込みの悪いこと・・と自分でも思いますが)

毎週最低1顆は自分のノルマとして制作してきましたので約200顆程度制作してみて
理解し始めまたといところでしょうか。

何しろ系統的なマニュアルもなく、作品を教室に持参し添削を受けるだけでしたので。

(これではいつまで経っても上達しない、自分で道を拓こう)
関連図書も字書2冊程度しか持っていなくて、その後自分で参考図書を調べて購入し
本棚には今ではかなりの蔵書になりました。
(基本的には自助努力しかない)

公募展に出品する5~7cm四方の石材から1cm四方程度の小さな落款印まで制作
出来なくては篆刻をやっています、とは言い辛いです。
また刻するだけでは所謂ハンコやさんになってしまいます。
万巻の書とは申せませんが古代中国の歴史から、更に関連する書物をひも解く必要があります。

色々紆余曲折ありましたが、下手ながらも過去約18年間の経験から身につけた
技を自分だけにするのは何となく残念です。

まず、中学生の孫に刻しやすいローマ字の落款印を教えています。
そして、菩提寺のお寺さまにも再三に亘り篆刻をお勧めして、やはりローマ字の落款印から
スタートしてもらっています。

篆刻というキーワードが人生後半戦に少し彩を添えてくれたような気がいたします。

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