人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

藤の花・3題

2023-04-29 12:11:42 | 日記
出かけるのが数日遅れただけで藤の花は最盛期はとっくに終了です。
今年はさくらの花も例年より約1週間早く満開、ということで満開時期の予測が難しくなってきました。
花を愛でるのも近隣で、ということで車で20分ほどの場所へ。
4月21日が開花セレモニーでまだ間に合うと思ったのですが、こちらの都合は関係なしで。



岐阜県羽島市、竹鼻別院境内の藤の花、この写真は羽島市観光協会からの
引用です。
本日の状態がほとんど散りつつあり、引用させていただきました。



この写真は今朝の撮影でほぼ咲き終わっています。
残念!



自宅近くの遊歩道の藤の花ですが剪定がムチャクチャで丸坊主状態に、そのせいで
開花時期になっても1輪も咲かず、藤の花が可哀そうな感じです。



自宅庭の藤の花は一昨年に枯れてしまい、止む無く切断しましたがご覧のように
脇から芽が出て数年後には咲くことを期待しています。
その時は自分自身は存命か!または?



「週刊朝日」の休刊

2023-04-26 13:10:49 | 日記
「週刊朝日」が来月末頃の販売で休刊とのことです。
最終号は読むためよりも記念に買おうかナ、という気持ちですが・・・

週刊誌と申せば現役時代に通勤電車内でのまあ、暇つぶしに時々購入した程度で
何十年も前のことですっかりご無沙汰です。
その当時はスマホもなく電車内では新聞や文庫本、週刊誌を読むという風景でした。

退職後、喫茶店に出かける機会が増えていますが週刊誌を手に取ったことはなく
購読紙以外の新聞を読む程度で興味の対象が変わってきています。







手許に3冊残していますが、これは時代の証人のようなもので捨てられません。
週刊朝日は増刊号で1975年発行、280円。
当時は紙質も良くなく、活字のフォントサイズも8~9ポイント程度で老眼の今では
読み辛いです。
広告を見ても時代の変化を感じます。

週刊新潮は昭和38年の創刊で表紙絵はあの郷愁的な谷口六郎氏、山口瞳氏の
「男性自身」のエッセイは何と1614回。
週刊新潮は編集方針に一貫性があったようで何となく気骨を感じたものです。
週刊誌で時々購入は週刊新潮でした。
別冊週刊新潮は2016年発行で創刊号復刻版です。
グラビアには原節子、石原裕次郎、谷崎潤一郎、山田五十鈴、山口淑子、
五島昇(東急グループ)、浅沼稲次郎が掲載されています。
広告では
3種の神器はナショナル冷蔵庫69,500円・日立テレビ(白黒)62,500円・
富士電機、電気洗濯機13,500円手回し式脱水絞り、とあります。

週刊読売は1975年発行の臨時増刊号、250円。
内容は日本人の戦歴。
あれから30年とあります。
まだ戦争の爪痕が残っていた証拠のような時代です。
グラビアは全てモノクロです。

当時の雑誌をみていますと一気に脳細胞は時代をさかのぼり昭和に
切り替わります。

筍のシーズン到来

2023-04-25 10:17:42 | 日記
「竹」という植物は考えてみればとっても不思議です。
木でもない草でもない、そして用途も食物に、建築材料に、日曜品に、芸術的な茶杓にも
変身するという優れものです。
竹林は地震にもびくりともせず、筍掘りは一苦労、二苦労(こんな言葉はありませんが)
です。
スコップではまず無理です。
竹林というのは放置しますと手に負えなくなり日常の手入れも欠かせません。

建築材料としては竹の欠点を補う必要もありますが隅研吾建築都市設計事務所が
数年前に中国で竹を主材料として斬新なデザインで建築されています。



到来もので旬を味わいました。
小生は口にいれるだけで宜しいのですが、皮を剥ぎ、灰汁をとり、それから料理する、
という一連の作業が大変です。
灰汁をとるには米糠、鷹の爪を入れてお湯で約1時間ボイルとのことでした。
筍の灰汁はびっくりするくらいの量です。

料理法は小生、記載するまでなく色々とあります。
筍料理専門店もありますが自宅で味わうのが気楽です。

ちょっと理屈ぽいですが
「灰汁」(あく)の読み方は「熟字訓」というそうで
二文字以上の漢字の組み合わせに訓読みすることで
小豆(あずき)、海女(あま)、硫黄(いおう)、田舎(いなか)など
常用漢字表で116あるそうです。

写真は引用です。

お寺の境内・大樹の葉に願い事

2023-04-23 18:54:56 | 篆刻


今日は絶好のドライブ日和です。
岐阜県山県市(やまがたし)富永671-1に三光寺という美濃三十三観音8番札所が
あり参拝に出かけました。
地図的には岐阜市北部の西に隣接した場所です。
この辺りは低山が結構あり、当に里山という感じです。
本堂は江戸中期に創建されたそうで天井画を見てもその歴史を感じます。



境内は小ぶり乍らアジサイで有名だそうですが開花は6月になりそうです。
住職さん、奥さまのアジサイへの丹精ぶりを感じます。




その一角に大樹があり、葉に願いことが記されていました。
葉に願いことを記す、って初めての風景です。
これはちょっと珍しいです。
葉の厚みは2㎜程度あり、ずっしりした感じです。
生憎、マジックペンを持参しておらず残念!


中國 五岳

2023-04-22 18:02:37 | 日記
昨日、千字文でご紹介の五山(五岳)の写真を添付します。
小生、登頂できたのは泰山だけ、他は全く登頂経験なしです。
写真、説明は全て引用です。




泰山 標高1545m



衡山 標高1298m



嵩山 標高1512m



華山 標高2160m



恒山(こうざん) 標高2016m




陰陽五行説に基づき
木行=東 東岳 泰山(山東省)
火行=南 南岳 衡山(湖南省)
土行=中 中岳 嵩山(河南省)
金行=西 西岳 華山(陝西省)
水行=北 北岳 恒山(山西省)

五岳は中国でいちばん高い山ではないですが平原あるいは盆地の上に聳え立ち
高く険しく見えること、更に歴代帝王などが祭祀、修行などに訪れ
五岳の名声を高めたとされています。

片や日本でも霊山と呼ばれる山が数多くありますが五岳という言葉は
存じませんが。



五岳ではありませんが黄山は72峰からなる山脈で独特の地形で古来より山水画の題材として
著名です。
奇松、奇石、雲海、温泉は黄山の四つの絶景だそうです。