お誘いの断り方

2021-06-30 10:26:40 | 日記



新しい国立競技場はオリンピック開催についてコロナ禍の影響が長引き
関係者の方々の苦悩は想像を絶しますが愈々、晴れ舞台の時を迎えています。
そして競技場の設計者はあの有名な隅研吾氏です。

役割を終えた昭和39年東京オリンピックのメインスタジアムの
国立代々木競技場の設計者は丹下健三氏です。
今、見てもとても斬新な印象です。

両競技場共にその時代を反映し記憶に残る建築です。

設計のコンセプト、基本構想などは時代と共に変化しています。
が、このブログは建築についてではありません。

隅研吾氏は中国でも幅広く仕事をされていますが、中国人の「礼」に
ついて述べられています。

今はコロナ禍の中、行事案内があっても参加・不参加に迷うときも
あると思われます。
例えば案内の欠席返答が
「コロナ禍が終息せず、欠席いたします」
などですと実も蓋もなく無味乾燥にも感じられますね。

中国という国は外交問題、香港問題などあまり良いイメージは
ありませんが、方や孔子さまの礼の国でもありますね。

隅研吾氏の著書によれば中国人は相手のメンツを重んじる国でもあり、
ストレートな表現で断らず、傷つける表現は避けるとのことです。

最近はメールでのやり取りが増えて、微妙な表現が難しくなっています。
「送信」クリックの前に、相手の方はどのように受け取るか、立ち止まる
必要もありそうです。
お互いに顔を合わせる機会が少ない自粛中だからこそ、思いやりの心で
やり取りすることが大切かもしれません。


真っ赤なトマト

2021-06-27 09:25:32 | 日記


♪ 覚えているかい 故郷の村を
 
 便りも途絶えて幾年過ぎた

 都へ積み出す 真っ赤なりんご

 ・・・♪

今から50年ほど前の歌謡曲、三橋美智也の「りんご村から」です。

美空ひばりも「りんごの唄」も超有名ですね。

♪ 赤いりんごに唇寄せて

 だまってみている青い空・・・♪

これは終戦後、間もないころの唄ですが。
若い頃に聞いた唄の歌詞は頭のどこかに残っています。
平成時代、令和時代の唄はすっ~と消えて。。。

「りんご」と「トマト」を比較すれば断然、トマトの方が
赤いですが、「トマト」のヒット曲はあるんでしょうか。

気温が30度くらいを超えますと、キンキンに冷やしたトマトの味は
格別です。
冷凍室に入れておき、食べるときは電子レンジで40秒ほどチーン。
半分ほど凍った状態で塩をパラパラ、ビールの友にも好適です。



畑でトマト栽培していますが、まだ青いままです。
写真は近所の八百屋さんで80円也。
真っ赤な完熟品です。
間口2間ほどの小さなお店ですが、旬の味は八百屋さんで、
と思っていますが。
サイズはバラバラです。

スーパーは便利ですが八百屋さんの便利さとはちょっと違いますね。

印材の破損

2021-06-24 20:40:49 | 篆刻


今回もどうでもいいようなブログですが。

写真は寿山石ですが、ご覧のように制作中に印材がまるで木材が
ポキっと折れるように破損することがあります。
真っ二つになった時は接着剤を使用する方法もありますが
気分的にイヤなものです。
小生は直ぐに新しい印材に切り替えます。

刻し方は色々ありますし、自由です。
小生の刻り方は握刀法で5本指全部で握ります。
鉛筆を使うような方法もありますが、その場合は3本の指に
負担が集中し疲れます。

印材の破損は制作を最初からやり直しで、ちょっとガックリですが
良い面もあります。

登山に例えますと2~3合目辺りで道を間違えたことを知りスタート地点
に戻る感じです。
スタート地点から本来のルートを登ると思えば、新しい気持ちに
なります。
文字の章法もまた違う発想が浮かんだりして、良い方向に向かう
ことを実感する機会になります。

破損や失敗はクヨクヨせず、すぐに新しい気持ちに切り替えるように
しています。

別件ですが
ワクチン接種を受けた方も徐々に増えています。
小生も第1回目を最近いたしましたが、果たしてどんな感じかナ、と
思っていましたがアッという間でした。
「どちらの腕にされますか」
「左手にお願いします」
ちょっと横を向いていましたら
「はい、終わりました!」
えっ、もう終わったの、という感じです。
翌日は腕が多少痛いという話も聞いていましたが、翌日の午前中は
極く極く僅かの痛みが残りましたが、午後からは平常に。

第2回目はどんな感じでしょうか。


日本新工芸家連盟・学生選抜展から

2021-06-22 11:47:16 | 日記


田舎生活では中々、若いひとの感性に触れる機会は
めったにありません。
「第43回 日本新工芸展」
本日で終了ですが、名古屋・松坂屋美術館で開催中です。

日本新工芸家連盟の趣意に
「工芸の本質を問い
 現代に望まれ
 未来を明示できる生活造形を確立すること」
(以下略)

この趣意の全文はH.P.でご覧ください。

作品は一般の部と学生選抜展と併催されています。
掲示作品は学生の部・福善春菜さんです。
発想も素晴らしいですね。
心地よい刺激を受けました。

伝統を踏まえながら時代の息吹を表現するのは豊かな発想力が
必要と思います。

写真はH.P.からです。

他の作品はH.P.に掲載されています。

カラスの嗅覚

2021-06-19 19:31:30 | 家庭菜園


毀誉褒貶という言葉があります。
カラスは害鳥とされたり、神の使いという敬されている面もあります。

菜園被害の多い、害鳥の面では。

台所の生ゴミの処理方法は頭を痛めます。
特に肉類、魚類、その他の食べ物の残渣はカラスに狙われる確率が
高くなります。

幸いにも拙宅では直ぐ近くに菜園があり、そうした食べ物の残渣は
全て畝に埋めています。
ですからゴミ袋を突かれる心配はありません。

カラスの嗅覚はそんなに優れていないという説も耳にします。
都心のカラスと田舎のカラスの違いでしょうか。
人間でも肉食好きとか、ベジタリアンとか、いろんなタイプがあります。

実験をいたしました。
過日、肉類、魚類の残渣を紙に厳重に包み、畑の一角に置いて
重しの役割と視覚に入らないように日本瓦を載せて完全に見えない状態に
置きました。

それが見事にカラスは発見、食べて行きました。

上記のように日常的に台所の生ゴミは全て畑の畝にスコップで
出来るだけ深く土を掘り埋めていますが、中途半端な埋め方では
カラスが必ずやってきます。
最低30cm程の土を被せ、更にカラスに掘り起こされないように
重量のあるカバーを置いています。
こうした方法でやっと防御できます。
防御が不十分ですと100%掘り起こしていきます。
田舎のカラスの習性でしょうか。
例外的なカラスかも知れません。

こうした状況で驚くのは例えば野鳥の超能力です。
カラスは腐敗したゴミを食べても食中毒がなく、また今の季節は
ツバメの到来が多いですが、超速で餌をキャッチする能力、
そして冬の季節、コハクチョウはナビもつけていないのに
どうやって目標地点に毎年同じ場所にやってくるのか、
にんげんの判断基準では分からない、自然界には想像を超えた
神秘の世界があるようです。

写真は熊野大社のお札でカラスの姿で描いた文字です。