迫力満点の絵画展を見てきました。
「遊里からの人模様」シリーズでこの平成31年3月31日まで開催中です。
現展の田中敏夫さんが名古屋・「ノリタケの森 ギャラリー」にて個展です。
ノリタケの森は名古屋駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
こうした遊女のテーマを洋画で表現されている方は稀と思われます。
会場にお邪魔した瞬間、圧倒的な存在感にまずは驚かさせられました。
遊女のコスチュームである着物の柄も田中さんの感性で工夫され多彩な表現をされています。
江戸時代の元禄期には遊里と芝居が多くの文化を成立させたといわれています。
絵画や文芸に題材を提供し、文化形成となったわけです。
秀吉が1585年ごろに遊里を始め、家康が継承して整備したとされています。
こうして現代に400年ほど前の世界が絵画を通じて再現されています。
現展とは1948年(昭和23年)11月1日付で日本作家協会・洋画部、現代美術研究会、新生派美術協会が
合同で昭和34年に「現展」に衣替えして現在に至っています。
絵画・版画・彫刻・デザイン・写真の部とあります。
極めてオープンな団体のようで名前の通り、現代的な表現を充たすグループです。
田中敏夫さんとは10年程前に知り合い、当時は名古屋支部長でしたが現在は副代表の立場に居られます。
丁度、桜も満開近しで、その広場で弁当を広げているグループもありました。
(利用されるときは敷物持参で)
レンガの建物も雰囲気にマッチして落ち着いた雰囲気です。
都会の喧騒から離れた素晴らしい環境の「ノリタケの森」です。
一角にはノリタケ製品販売コーナーやレストランもあります。
詳しくは「ノリタケの森」でクリックしてください。