人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

「エス ディ ジー エス」の時代に

2021-01-31 15:39:09 | 日記


今年の節分の恵方は名古屋城から見て南の笠寺観音ですが、
節分豆まきはコロナで中止のようです。
(地図で北の方に名古屋城が見えます)

自粛、自粛でやむ負えないですね。



「SDGs」
という文字を最近、頻繁に目にします。
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
家内と共に英語の発音を試みましたが上手くできません!

なぜ、ブログにアップするかと申せば、これからの時代の過ごし方、
ビジネスでもキーワードになりそうな気がしています。

「貧困をなくそう」
「飢餓をゼロに」
「すべての人に健康と福祉を」
「質の高い教育をみんなに」
「ジェンダー平等を実現しよう」
「安全な水とトイレを世界中に」
「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
「働きがいも経済成長も」
「産業と技術革新の基盤をつくろう」
「ひとや国の不平等をなくそう」
「住み続けられるまちづくりを」
「つくる責任つかう責任」
「気候変動に具体的な対策を」
「海の豊かさを守ろう」
「陸の豊かさも守ろう」
「平和と公正をすべての人に」
「パートナーシップで目標を達成しよう」
2030年に向けて世界が合意した
持続可能な開発目標
です。

某企業は公園再生を目指しています。
公園の中にショッピングセンター、アスレチック、温泉、飲食店、
サッカグランドなどを整備。
ショッピングセンター内には働けるスペースを設ける。
「住み続けられるまちづくり」
です。

エネルギーでは石炭の使用を制限する動きが急速です。

買い物でもレジ袋が有料化されています。

海の魚でも養殖が盛んになってきています。

単なるスローガンでなく、世の中の仕組みが変わりつつあるように
実感します。

2月6日には
「ADGs AICHI EXPO 2020」
がオンラインで開催されるそうです。

我が老夫婦はこうした動きをどう受け止めるべきか、
いささか疲れ気味の頭脳に潤滑油をさして考えてみなくては。

思い出深い1冊の篆刻図書

2021-01-27 19:43:28 | 篆刻
篆刻は中国特に古代中国由来ですので、関連の場所へ見学するためや
観光目的で中国へは10回近く参りました。

2009年2月に上海ツアーに家内と参加した折、上海博物館見学の
スケジュールが入っておりました。
上海博物館へは以前、数回行っておりましたので添乗員さんには
「必ず集合時間に戻りますので」
とひとこと申し添え、その見学時間を使って書店へ脱兎の如く参りました。
目的は篆刻関連図書購入です。
なにしろ篆刻関係の図書は国内で入手できるのは極めて限定的です。
中国語が出来れば個人旅行が可能ですが、止む無くツアー参加の
機会しか目的を果たせません。

目的の書店のおよその場所は事前に調べていましたが団体ツアーであり、
集合時間は厳守です。
タクシーを使えばいいのですが行き先の説明ができません。
地図を頼りに競歩の如く歩きましたが今、思えば結構あせりましたね。

数冊購入しました内の1冊は
「印章章法分類」全194頁
発行部数は4,000部と記載されています。
32.5元でしたので日本円で400円程度でしょうか。
内容は書名の通り、篆刻で最も重要な章法の本です。

篆刻の3大技法の内のひとつ、章法について詳細に記述されています。
その技法も実に50通りです。





写真はご覧のように左側は疎で文字の画数が少なく、右側は密で
画数が多く、非対称形の美の一例と思います。

購入した本屋さんは


上海外文図書公司は8店舗あり、住所は上海福州路390号です。

書店での滞在時間はほんのわずか、目的の図書を探すだけで精一杯、
帰路はタクシーで大急ぎでした。

上海博物館は再入場できるシステムで、腕に無色のしるしをつけます。
上海博物館の素晴らしいことのひとつはミュージアムショップの充実ぶり
でしょう。
記念品や図書、掛軸に至るまで商品数が抜群に多いですね。
館内で点呼の後、ミュージアムショップの時間はたっぷりでした。

このように苦労して入手したのはその時だけです。
今はとてもそんな元気はございません。


そういえば北京の書店でのできごと、手持ちのお金の大半をホテルに
置いて身軽な格好で書店へ行った折、支払い金額不足で諦めましたら
手振りで「そのお金で大丈夫ヨ!」
と値引きしてくれたことでした。
日本では本の値引きってあり得ないですね。










二人で一人前が丁度いいです

2021-01-23 21:19:48 | 日記


この寒い時期はどこのご家庭でも鍋料理が多いのではないでしょうか。
冬野菜のネギ、白菜、大根などが食卓に並ぶ時期でもありますね。

直近のことですが家内の頼みでカセットコンロのガスボンベの購入
に参りました。
ちょっと目を移しますと小型の鉄鍋が陳列されています。

そういえば、高齢と共にそんなに沢山食べれなくなり
(そういえば、このひとり鍋でも丁度いいかも!)

お値段も千円以下!
家内に恐る恐る小型鍋を見せましたら
「折角だから一度やってみましょう」

使ってみましたら予想以上に便利です。
食材も沢山入りませんからボツボツたべるのに超便利です。

鍋の素材にも色々あって、それぞれ特徴がありますね。
土鍋、ステンレス、ホーロー、アルミ、鉄、銅など。
他にもあるようですが。
調理方法の目的によって使い分けが良いのでしょうが。
今回入手した鉄鍋はシャブシャブ、すき焼き、焼肉など
炒める、焼く、揚げるなどに使用できそうです。

小型と申せば脳細胞も小型化!しつつあり、物忘れの頻度が
増えて参りました。
同年配の方々もご同様のようで、こうした愚痴と申しますか
嘆きと申しますか会話に物忘れに関する話題が増えています。
まあ、別に悲観的な気持ちはなく自然の摂理と受け止めています。

写真のモノサシは45cmです。


2021年・現代書道20人展が間もなく名古屋展

2021-01-19 18:55:33 | 篆刻


コロナで自粛、自粛で展覧会もすっかりご無沙汰です。
何分にも中部地方では名古屋での開催が大半です。
いざ出かけるとなれば拙宅からは公共交通機関で約1時間、
車ですと1時間20分ほど掛かります。

展覧会を見るのは不要不急ではと問われれば返答に困ります。

「現代書道20人展」は会派を超えての代表作家作品展ですので
出来れば見てみたいですが。
名古屋では今月1月末頃から松坂屋美術館で開催です。

書道18人の作家先生の内、女流作家はお二人、篆刻は男性お二人です。
この道一筋に掛ける情熱って凄いですし、個性の競演ですね。

篆刻作品の流れは中国の戦国・秦・漢の時代の味わいを求めるような
感じで、考えれば不思議なものですね。
その当時は勿論、作品展などなく、違う目的で印は制作された訳ですから。
例えれば身分を表すために身に付けるためとか。
「璽印」などの例のように。
いわゆる「信」を示す重要な役割があったわけです。
書道でも今から2千年以上前の味わいを作品で表現するため金文とか甲骨体を
使用することもあります。

今やIT時代、全日本美術新聞社の「ALL JAPAN ARTS」で検索すれば
主な作家先生の作品を閲覧できます。
絵画・工芸・書など芸術全般です。
今回の現代書道20人展出展作品は不掲載ですが。

20人展の内、篆刻は関東、関西の代表作家です。

話は変わって新春箱根マラソンですが、青学大の原監督の談話の
ようにいずれ全国大學に拡大し、スタートとゴールの場所変更の
アイデイアが出されました。
発想を大転換する、という過去の常識に捕らわれない改革案です。

書道展は現在、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、中日新聞などが
関係する展覧会があります。

時代は大きく変革していますが変わらなくてもよいこと、
そして時代の息吹をどのように取り入れて行くか、
これからの時代を担う若い方や中堅の方々にも新しい表現力を
発揮してほしいですね。
まあ、新春の初夢の話ですが。



「てんこく」肖形印で遊ぶ

2021-01-14 12:41:35 | 篆刻


まだ子供だったころ、蕎麦屋さん、うどん屋さんなどの出前風景を
目にすることがありました。
何段も積む重ね、運ぶ姿はまるで曲芸のようでしたが、その後、出前機が
出現、運搬に安定性が出てきました。

その出前も今の時代に合わせてリニューアルしています。
最近はコロナのせいで外出自粛ムード、出前の復活になっているようです。
「出前館」や「ウーバー」などは配達方法は昔と違いますが
自転車、バイクなどの使用は昔と同じです。

ちょっと閃いて、自転車に乗っている姿を手紙の封緘印に、と制作です。

郵便配達もバイクや自転車を使用していますね。




サイズは2cm四方。
何事も気に入った「遊び」は面白いものです。
デザインはオリンピック競技などで見かけるものです。