個人的な好みですが数ある仏像の中で奈良・興福寺の阿修羅像は別格です。
言葉では表現できない憂いを帯びた表情は人を惹きつける魅力があります。
2009年には興福寺創建1300年記念で東京国立博物館にて阿修羅展が開催され、何と来館者数が80万人以上!
絶大な人気です。
今回、阿修羅像を拝観するのは3回目、何度見ても魅力的です。
阿修羅と修羅は同じ意味だそうですが、「修羅場」という言葉の語源にもなっているようです。
阿修羅像は足にはサンダルを履き、洲浜座と呼ばれる岩場のような形を模した台座に立っています。
その興福寺の一角に東金堂(とうこんどう)があり、パンフによれば726年に建立され、
1415年に再建された、とあります。
その東金堂に経文らしき書道作品が建物外部に貼ってありました。
よく見ますと文字の作風がバラバラ。
(う~ん、何だろう、これは)
何と中学生や小学生たちが1文字づつ書いており、そのアイディアを考えた発想の斬新さに(やるなア)
考案されたのは管長?または?
普通は僧侶やプロの書道家の作品が掲示されますが、常識に縛られない発想! 素晴らしいです!
こうしたアイデイアは小生の如き固い頭では無理。
最寄りのJR駅でJR東海のPR誌を入手、(何かおかしいなあ)
見過ごせばどうでもいいことかもしれませんが、小和田駅表示の「和」の字は「禾偏」ですよね。
「木偏」の「木」と「口」を合わせた文字はないですから。
例えば「令和」の「和」が木偏だったらたいへん。
発行部数の多いPR誌ですから発行元が撮影前に小和田駅担当者に指摘してあげる親切が必要ですね。
重箱の隅をツツクミタイで・・・
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。