車を運転中、道路脇の店の看板に
「がんこ一徹 〇〇店」
ふと、昭和時代が蘇りました。
「頑固(がんこ)」という言葉のイメージからは
永六輔さんや小林亜星さんを思い出します。
(これも自分が昭和のにんげんという証拠ですが)
政治の世界でも「頑固一徹」という政治家もあったと
思いますが、現代のように情報が一気に拡散、批判を
浴びる時代には泳ぎ方が難しいようです。
永六輔さんは尺貫法復権運動で日本の伝統を守った立役者です。。
メートル方でなく「間」や「尺」「寸」です。
令和の時代、ガンコという言葉は日常会話に今も
生きているんでしょうか。
「あなたは本当にガンコだから!
私のいうことがワカラナインデスカ!」
「頑固」
人の言うことを聞こうとせず、自分の考えを押し通す、
昔気質、長年の熟練、やると決めたら最後まであきらめない、
など良い意味もあれば逆の意味の微妙なニュアンスが感じられます。
飲食業では自ら「ガンコ」を名乗り
「がんこすし」「がんこラーメン」とか数えきれないほどの
店名があります。
でも個人の場合、自分から
「自分はガンコ一徹で!」
とは申しません。
日本語の使い方はこうした微妙なニュアンスの世界が
ありますね。
余談ですが「The起業&飲食経営」を検索しますと
飲食関係の店名では消費者の強く記憶に残るように
オモシロイ店名が紹介されています。
特に新規開業の場合、顕著です。
小林亜星さんのイメージは頑固オヤジですが、実際には
存じません。