人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

おせち料理の準備は半年前から!

2022-12-31 13:54:51 | 日記
 今の時代はほとんど何でもお金で買える時代。
 お正月用のおせち料理も態々、手間を掛けるなんてメンドクサイという時代です。
 デパートは勿論、最近はネットでおせち料理も購入できることも。
 敢えて否定もしません、事情によっては作りたくてもできないこともありますから。
 その時間を他の目的に使いたい場合もあります。

 

 拙宅ではおせち料理の種類も少なくなってきましたが、今でも昨日からTVを時々眺めながら家内はボチボチと
おせち料理を作っています。
 定番の黒豆の煮物、昆布巻き、たつくり、玉子巻き、酢蓮根、其の他です。
 黒豆は到来物や自家栽培品を利用しています。
 黒豆栽培は陽春に種蒔きですから半年がかりの準備です。
 自家栽培の量は少量で頂いた黒豆も重宝しています。
 伊勢エビなど高価な品は縁がございませんが。

 おせち料理は帰省のもてなしや手土産にもしています。
 購入品に比べ、その味付けや手間を掛け心を込めた料理に孫たちも楽しみにしているようです。
 以前は姑からお嫁さんにレシピなしで(見て覚える)という方法でおせち料理も伝えられてきました。
 しかし核家族化で教えてもらう機会も少なくなり、共稼ぎ家族も主流となって時間的にも難しくなってきました。
 ということで全くの手作りの家庭は2割程度のようです。

 伝統にもいろいろありますが、日本料理の代表ともいえるおせち料理はできるだけ守っていきたいものです。
 たとえ一品でも家庭で作れればおふくろの味として永く記憶に残ります。
 誰が作ったか分からない料理ではなく、手間ひまを掛ける家庭の味を 事情が許せば出来るだけ残して行きたいものです。



 今夜はNHK紅白ですが、年々視聴しようとする気持ちも家内共々萎えつつあります。
 時代は世代交代ということを紅白は教えているかのようです。



 

「平々凡々」の生活

2022-12-30 09:39:18 | 日記
今、お日さまが昇りつつある空を見上げながら月日の過ぎるスピードに
驚いたり1年を振り返ったりしています。
当たり前のことですが、ほとんどの人は現在の仕事の有無や現役引退後の
状況により過ごし方も変わってくると思います。

人生後半になりますとまずは体調の変化にどのように応対するかが
大きな課題です。
浅田真央さんのように現役引退後、beyondの世界に踏み出す方も
あれば、80代ともなればmaintainがやっと、という状態が大半のようです。
他人事でなく小生もそのひとりですが。
その証拠にTVのBSコマーシャルでは高齢者向け健康維持、特に膝などの
健康食品の広告の多いことです。

現役世代では年功序列も形骸化しつつあり、メンバーシップ型からジョブ型への
移行もあるようで働き方によっては収入面でも大きく違ってきます。
最近はSDGsが企業経営にも大きく影響し、メタバースとか聞き慣れない
言葉も否が応でも耳に入り、更にIT化の波は津波の如くです。

小生自身は平々凡々の世界で惰眠を貪ってきた1年でした。
まあ、何とかという感じですが平穏無事がいちばんと思います。

篆刻作品で「平々凡々」の競演もあります。
数点のご紹介ですが。

 

 

 

作品は
保田孝三、小林斗盦、岡本椿所、村田蔚堂、棚橋空山、金窪淡水
の各氏です。
(河野隆編・平々凡々印譜)

丁度、二葉亭四迷の「平凡」作品と同時期の明治40年に三村竹清氏が企画され
37人の篆刻家の作品が印譜本に収められています。

考えてみれば平々凡々という言葉は味わい深いですね。
平々凡々の言葉の中には何とか極く普通の生活が維持できている
という風にも感じます。
穏やかや日々というニュアンスもありそうです。



二葉亭四迷は「平凡」(明治40年発表)という小説を発表しています。
その直後、朝日新聞のロシア特派員としてペテルスブルグに赴任し、その帰朝の
途中に亡くなっています。

出版者でも「平凡社」があり、多くの良書を出版しています。

平々凡々という暮らしでも味わいのある生活をしたいものです。



新酒の合図・杉玉

2022-12-28 19:08:27 | 日記
造り酒屋へ参りますと軒下に杉玉(酒林)を見掛けます。
新酒の頃には緑鮮やかな杉玉に変わります。



新聞広告を見ていましたら「しるしの杉玉」が奈良県桜井市の
大神神社が酒造りの神で、大神神社の神木である杉に霊が宿ると
信じられてきたのが由来だそうです。
そのため多くの造り酒屋では大神神社に杉玉を依頼しているとのこと。



この神社は德川将軍、家綱が1664年に創建したそうで
写真は拝殿で本殿は設けず三輪山がご神体です。
標高467mですがコロナで現在は登拝が禁止されているようです。

小生は過去2回拝殿に参拝しましたが登拝はしていません。
大神神社は関西地方では有名で初詣などで人気の神社になっています。

酒造りも樽や桶など木材が主でしたが最近はステンレスやプラステイックに
変わってきています。
そしてデジタル利用で年中、酒造りしているところもあります。



桜井市は素麺でも有名ですね。

間もなくお正月、年初の乾杯はやはり日本酒ですね。
冷で飲みますと五臓六腑に沁みわたります。

写真は引用です。


米ぬか・寒肥

2022-12-26 18:28:41 | 家庭菜園




最近の寒さや積雪では畑仕事も休憩です。
でも休憩ばかりでは体が錆びつきます。
有機肥料の代表格、米糠はこの寒い時期に畝に埋め込むのが
良さそうです。

春先以降になりますと米糠は虫たちにとって食料品にも
なりますので、この極寒時期の散布が良いようです。

田舎では写真のように精米所がところどころにあります。
精米後に米糠をそのままにされることもあり、看板に
「ご自由に米糠はお持ちください」
と表示されています。

小生も以前はこうしたところで精米していましたが
最近は精米済のお米を購入していますので、縁遠くなりましたが
こうした場所は有用です。

米糠の成分は米の産地などによりマチマチですが
窒素2~2.5% リン 4~6%  カリ 1~1.2%
程度のようですが正確には分かりません。
米糠は微生物の活性化にも役立ち、しかも当地のような田舎では
無料というのも魅力です。

散布効果は春~夏野菜の収穫時期でないと不明です。


珍しい積雪

2022-12-24 09:29:41 | 日記


尾張平野にこの時期の積雪は珍しいことです。
特に12月の積雪はここ数年の記憶にないことです。
拙宅から1kmほどには木曽川が滔々と流れており、そのため気温も
名古屋など都心に比べ数度低くなっています。
スノータイヤ装着車は少なく混乱しがちですが今日は土曜日で
サラリーマンの大半はお休みでホッとされていることでしょう。

雑談ですが尾張一宮駅構内に書店の三省堂が9ケ月振りにオープンし
何となく文化の香りを感じます。
駅構内の店舗リニューアルにより今年4月から閉店でしたが
読書好きの方には朗報と思います。

でも駅構内の居酒屋2店舗は閉鎖のままで不便な想いの方も
おられると思います。
(小生も時々、昼飲みでお世話になっていましたが・・・)