アルコール消毒は万能?

2020-04-13 19:23:51 | 日記


最近はどこのスーパーなどでもアルコール消毒スプレーが入り口に用意されています。

アルコールスプレーって、どんなウイルスにも効果あり?と気になりました。

今は便利な時代で検索すれば様々なデータが開示されています。
手などの消毒用にはエタノール(エチルアルコール)の70%~80%溶液が最も効果あり、
と製造メーカーのH.P.に記載されています。
(えっ、100%じゃないの?)
100%品は効果が劣るそうです。

アルコール(この場合、エタノールのことですが)は日頃、ビール、日本酒、ウイスキー、
ブランデー、ワインなどでお馴染みですが農作物を原料とする発酵アルコールです。
ウオッカなどのアルコール度数の高いウオッカなどもあり、多少は消毒効果もあるかも
しれません。
以前、中国で購入した三白酒(写真)もかなり高濃度です。
ストレートで飲むと喉が(ううっ)と悲鳴を上げますね。
中国ではその製造技術を利用して消毒用アルコールを急遽増産したそうですが。

アルコールにも種類がたくさんあって、エチレンを原料とする製品もあり用途も様々です。
製造メーカーによって製法の違い、用途の違いもあります。

戦後、同じアルコールでも密造酒のメチルアルコールで盲目になったという記事を覚えてます。
「カストリ」とかいう言葉も小学生の年齢でしたが覚えています。

消毒目的にはアルコールが決して万能でなくノロウイルスには次亜塩素酸ソーダが良いそうです。
ご家庭にある「塩素系」漂白剤とか記載されている商品です。
0.02%~.1%溶液が消毒に適していると記載されています。
但し、手の消毒には使用不可です。
台所のまな板などには良さそうですが、塩素系は衣服に付着しますと変色しますので要注意です。

最近はコロナ問題で繁盛しているのは大型ドラッグストアだけ、という感じですね。
開店前には10人以上の人が行列している風景が普通になりました。

行列っていうのは小生も家内も苦手で、デパートの初売りにも出かけることもありません。
元々、大型ドラッグストアには年に数回程度行く程度です。
マスクも家内が春先の花粉症予防のため在庫しており、結果的に助かっています。
写真のアルコール消毒スプレーも昨年の夏に孫たちの来宅時に用意したものです。

今回の教訓は「日用品や食料品の適正在庫」を持つことです。
レトルト食品や缶詰、乾麺などコロナ問題だけでなく自然災害時などに備える必要性を
感じました。