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スターフォックスの一ファンのブログ

クラシック音楽への旅その1 『G線上のアリア』

2013年12月01日 09時23分37秒 | 日々のつぶやき
 『氷菓』というアニメにハマり、DVDをレンタルして最後まで見た。
 おかげで、ストーリーのあちこちで流れる『G線上のアリア』を口ずさめるようになった。

 私はこれまで、クラシック音楽にあまり親しんで生きてこなかったが……。
 『氷菓』のように、BGMとしてクラシックが使われているアニメや映画ってたくさんあるよな。

 それらを通じてクラシックに詳しくなれたとしたら、作品をより楽しめ、また人生をもより楽しめるようになることだろう。
 よし! 話は決まった。
 早速、旅に出ることにしよう。

◆『G線上のアリア』 ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750 ドイツ)
 さて、まずはこの曲から。
 G線とは何ぞや。アリアとは何ぞや。
 『氷菓』を見たあとだからこう言うしかあるまい。私、気になります。

 気になるから調べてみよう。……。
 お手軽にwikipediaで調べたところによると……バイオリンには4本の弦がある。正面から見て左にあるほど低い音が、右にあるほど高い音が出る。4本の弦は、音が高いものから順にE線、A線、D線、G線(えーせん、あーせん、でーせん、げーせん)と呼ばれている。
 G線は、バイオリンで最も低い音が出る弦であるわけだ。

 ……なんで、E、A、D、Gなんだろう? これもまた気になる。
 CDEFGAB(ドレミファソラシ)と関係があるみたいだが、音楽をやらない私にはわからない。どなたか、音楽をやらない人間にもわかる説明ができる方がおられたら教えてください。

 ちなみにG線はドイツ語読みでは「げーせん」だが、英語読みでは「じーせん」になる。
 「じーせんじょうのありあ」という読み方が一般的になっているから、「げーせんじょうのありあ」と読まないといけない、というわけではなさそうだ。

 『G線上のアリア』という名前は、バッハが作曲した原曲につけられた名ではないそうだ。
 原曲は、管弦楽組曲第3番第2曲「アリア」。このアリアを、ウィルヘルミなる人物がバイオリン独奏用に編曲したものが『G線上のアリア』であって、その名はG線のみで演奏できることに由来する。

 「アリア」をwikipediaで見てみると……
『アリア (Aria) は、詠唱と訳され、オペラ、オラトリオ、カンタータなどの大規模で多くの曲を組み合わせて作られている楽曲における、叙情的、旋律的な独唱曲、または類似の曲に付けられる曲の名前である。』
 ……なんだかよくわからないな。wikipediaで知識を得ようとすることの限界を感じる。
 実際に「アリア」と呼ばれる曲を聴いていかないと、ここに書いてあることは理解できないんだろう。

 ニコニコ動画に『G線上のアリア』を上げておられる方がおられたので、リンクを貼っておきます。
【ニコニコ動画】バッハ 「G線上のアリア」 【「氷菓」で流れたクラシックその3】

 晴れた日の午後、小川のせせらぎに耳を澄ましているような、穏やかな時間を感じる。
 『氷菓』の劇中、どんな場面で使われたのかをもう一度確かめたくなったな。