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スターフォックスの一ファンのブログ

「ファルコとの出会い」その2

2007年04月26日 22時08分30秒 | 小説『ファルコとの出会い』

 数日後。
 コーネリアは、『防衛軍の腕利きパイロットが総がかりになったにもかかわらず、とうとう捕らえられなかった謎の機体』の噂で持ちきりであった。
 ファルコは一人さ迷っていた。仲間の元へ帰るわけにはいかなかった。
 暴走族として悪名高いファルコの機体のデータが軍関係者の手に渡り、そして防衛軍に残された身元不明機のデータと照合されるまで、そう時間はかからない。今ごろは、仲間のねぐらにも手入れが入っているかもしれない。
 (とうとう、誰からもやっかい者あつかいか。だが、身から出たサビだ)ファルコは思った。