チャングムの誓い・完全版 vol.34 王の怒り

 

修練生仲間シンビの真摯な態度から、

シン教授の教えの意図するところを理解したチャングム。

「・・・・・医術とはそういうものだ。

　薬一つで生死を左右する。ゆえに無知と失敗は許されぬ。　

　傲慢は、それ以上に許されぬことだ。

　傲慢は断定を生み、誤った断定は命を奪う。

　名医などいない。謙虚な姿勢で病を知ろうとする医者。

　謙虚な姿勢で人を知ろうとする医者。

　謙虚な姿勢で自然を知ろうとする医者。謙虚さが全てだ。」

「医者は聡明さよりも深みを持つべきだ。」

チャングム決意も新たに、医女の修練に取り組みます。

重い言葉です。現代の医者にも、心に刻んでほしいですね。

 

　

 

それから半年後。

修練終了を翌日に控え、

イ教授の試験結果が発表されました。二人の落第者。。。

宴会に出席しなかったチャングムとシンビです。

チャングムはシン教授からつけられた不可2つとあわせて、3つ目の不可。

また今まで不可のなかったシンビは、一度に3つの不可をつけられていました。

 

 

シン教授はイ教授に抗議します。

しかし逆に過去の過失のことで脅迫され、

担当評価に口をはさむことは出来ませんでした。

イ教授、忘れた頃にネチっこい苛め方＠＠；；

宴会に医女を出しちゃＸっていう王の命令も無視しておいて・・・。

王様なめられちゃってます。

 

 

宴会を断ったチャングムに、こーなるコトを予想していたとゆーチャンドク。。

「器量良しのお前が官僚の目に留まらないはずはない。」

イ教授は、芸者代わりに器量良しのチャングムに出席して欲しかったんですね。。

なんか女々しい復讐！＠＠！ 

 

翌日、シン教授は全員落第を発表。

慌てた左賛成（チャチャンソン）。

医女教育のために莫大な予算を無駄にする訳にはいかないと、再試験。

優秀な修練生たちを落第させた理由を問いただします。

特に試験で優秀だったチャングムを不可にした、

イ教授に疑惑の目が向けられます。

孟子を暗記しているチャングムに感銘を受けた内禁衛の長官でした。

「どうして、チャングムに不可をつけたのだ？」

 

　

 

イ教授が修練生たちに宴会への参加を強要したことは、

王様の知れるところとなります。

 

 

それを知った王様は怒りを爆発させて、

教授とその上のものを叱りつけました。

医女が生まれた経緯と必要性を語る王様、なんか格好良かったです。

 

　 

 

その結果チャングムは見事試験に受かり、そして宮中へ戻る事が出来ました。

良かったですね～。一緒に勉強していたシンビも一緒です。

シン教授「謙虚でいることを骨と血に刻め。」と通行手形を渡しました。

 

 

お祝いの席からはずれ、考えコトをしているチャングムにチャンドクが、、、

「期待は禁物よ。

　宮中での医女の地位は想像以上に低いわ。医女は医者ではない。

　私は、宮中が性に合わなかったわ。腕も磨けなかった。

　我慢強いお前でもつらいと思う。

　優れた医女になるのは無理かもしれない。」

「済州島へはいつ？」

「戻らないわ。身分も回復したし、お前を見届けたいの。」

意味深に笑うチャンドク。

何を考えてるんでしょうか～～＾＾？

 

 

チョンホも医女の身分の低さを心配して、問いかけます。。

「身分の低い医女として、恨みを晴らす方法を毎晩考えました。

　考えついた方法が１つだけあります。

　力が足りず、運に恵まれないのなら、命を懸けるべきかもしれません。

　でも、目標にたどりつくまでは、どんなことも耐えます。」

もっと心配そうな顔をするチョンホです・・・。

 

　　

 

宮中では、さっそくクミョンと再会！えっ＠＠最高尚宮！？

じゃあチェ尚宮が女官長？？