何日か前に「ロキ」と言葉が入ってきた。
いままでヴォーダンには意識がむいていたけど、ロキは意識していなかった。
その最中に頭に入ってきた。
このロキは、どのレイヤーのロキ?
源流を恒星までたどっても、複数恒星が関与しているように思う。
物語が作り上げた集団無意識と、恒星が混じったような存在。
モザイク処理のような、荒いドットのような姿。
ここからどうすればいいか?と考えていると「式神的に使えばいい」と。
じっと見ていると、ファイナルファンタジーのケフカの姿になりかかる。
別にトリックスターのステレオタイプを当てはめる必要もないな、とそれを破棄する。
トリックスターは、人間でいう「悪」もする。
でも私の使う式神には「悪」をさせない。
なぜかというと、他人に「悪」を行うと、そこから干渉・被干渉の関係性が生まれやすいから。
めんどうくさい。
わざわざ悪を行って、他人との摩擦を生む必要性はない。
だから、スルッと、私にとって都合のよいことを行うトリックスターになればいい。
そうすると、黒に近い濃い茶色のムクムクした毛をもつ子犬になった。
しかしごっつい棘がついているごっつい首輪をはめている。
スタンドのようにケフカの残影が漂っている。
トリックスターは現状打破、改革者。
これまでの秩序を破り新しい変化を生み出すものである。