2月にはいったくらい?もうちょい前からか?夢の見方がまたかわってきた。
起きる前くらい、朝の時間帯に、かなり低次の層あたりで夢というか情報をみている、対応している感じ。夢というよりも、自分の意図にしたがって他の世界線、未来、分岐点から情報をもってきたり処理しているような感覚。だから夢といっても、すでに既知のものを見ているというかんじで、恒星探索などのような未知のものに触れる感覚や情報の質ではない。
で、28日明朝にムカデを倒す夢を見た。
家族で新しい家に引っ越す?みたいな雰囲気のなか、家の壁(土壁だか無垢の木の壁だかで、質は良いというかんじ)の節目みたいなところに穴とか動く気配がある。天然素材だから、節目とか虫くいの穴があるのは当然なのだが、よく見てみると小さい穴のなかになにかうごめく気配がある。
虫?と思い、近くにあった消毒用アルコールスプレーをプシュっとかけたら、その穴からムカデがでてきた。血のように毒々しい赤い虫。うわっと思いつつ、他の穴にもプシュプシュかけていく。十くらいあった穴にひと吹きしていくと、小さなものから意外と大きなムカデがでてきて退治していく。なかには頭部がパン!と消滅して生き絶えるものや、妙な鳴き声?をあげていくものも。それを見て、ああ安心、ひと段落という気持ちになる。
起きてから、ひさびさにムカデというキーワードがでてきたなと思い、ぼーっとグーグル検索。ムカデにまつわる夢、殺す夢は、金運とかチャンス、何か起きる前のトラブルや火種、不安の種を潰すということ。
で、ふと気づいたのが、ムカデではあったが、これはホロスコープのサイン「さそり」ではないか。もしくは「かに」。
家の壁、というのはかに座の意味でもある。もしくは拡大解釈して土星的な壁や、松村潔のいう立方体(ユングの6つのアーキタイプ)であるとも。
自分の「あたらしい」「家」の「壁」に、いらないものがいて、「アルコール」で退治した。またそれはホロスコープでは「さそり座」「天王星」にも関与する。虫の穴は裂け目であり、キロンだし、そもそも天王星はキロンを通じて土星に関与する。
そう思って、今日現在のホロスコープで経過と進行をみてみたら、笑ってしまうくらいにストレートな配置だった。なんのひねりもない。
自分が占星術の勉強をはじめたころ、なんて重苦しくつらいホロスコープなんだろうと呪ったくらいだったが、今「上」から見下ろす感じであらためてみると、本当によくできているというか、なんというか・・・と苦笑する。そうはいっても、人間として苦労が多いし、とくに若い頃には何をしても認められなかったし、時勢も味方にならなかった。だが、なぜその苦労をしたのかというと、それそのものが「修行」であったし、なってしまったというのも事実。物質世界で翻弄されながら生きていれば、それ自体が修行だよ。ヒマラヤとかインドに逃げなくても、それ以上の修行になるよ、という気持ち。少々やるせない。
しかし、私は別に修行なんかしたくもなかったし、ぬくぬくとぬるい人間生活をおくりたい気持ちには変わりない。なので、なぜこんな苦労をさせたのかは死んだ後にメインガイド達に小一時間以上は問い詰める楽しみとして、とっておくことにする。
ちなみに「虫」というのは象徴的な意味での虫です。昆虫学的な定義による狭義の虫ではないよ。虹も、虫。