我が家には、モバイル用のPCとして、HP mini 1000 を使っていました。
Vivienne Tam Edition の赤いボディに芍薬の花が描かれていて、とっても可愛い!!
でも、所詮はPCです・・・時代の流れには付いていけません。
CPU は Atom N270(1.60GHz)です。
コンパクトで、重さも1.1Kgしかないので、持ち歩きには苦にならないのですが・・・
液晶画面が10.1インチで、解像度が 1024×576 です。 普通の Mini 1000 は縦600ドットなのに、なんで、Vivienne Tam Edition だけ 24ドットも少ないの!?
でも、ロボカップの大会には毎回、これを持って行っていました。
小さいし、カワイイし・・・
でも、さすがに、動作の遅さには困りました。
花鳥風月のNXCのプログラムをコンパイルして転送するのに約2分かかります。
昨年のブラジル世界大会の 1回目の競技で、競技時間の8分の中で、コンパイルして転送をして2分、しかし、転送に失敗して、もう一度コンパイルして転送して・・・今度は成功したけれど、それだけで4分を消費してしまい、ロボットが動き出したのですが、走行の途中で8分の時間切れになってしまいました。(4分間しか無ければあたりまえ)
他の普通の性能のPCであれば、コンパイルと転送で30~40秒で終わります。
ということで、さすがに、性能的には心もとない状況でした。
そろそろ、まともなPCにしようと探し始めました。
さて、現在、コンパクトで性能がほどほどなPCは山のようにあります。
しかも、薄くてカッコイイ!!
でも、そういうのは、なかなか良い値段です。
なので・・・そう簡単には買えません。
で、私のおこずかいで買えるPCとして、中古でFujitsu LIFEBOOK P771 を購入しました。
おそらく、どこかの会社で業務用に使っていたもののリースアップ物件だと思われます。
12.1インチの液晶で1280×800ドットの解像度で申し分ありません。
CPU も Core i5-2520 で、古いと言えば古いですが、モバイル用には十分です。
中古なので、細かい傷は沢山ありますが、そんなのは気にしません。
(ヒンジ欠けやボディに亀裂が入ったものなどであれば、もっと安く手に入ったと思いますが)
こんな素晴らしいPCが2万円もせずに手に入ってしまうのだから、日本は素晴らしい国です。
富士通のPCは、良く分からないアプリがゴチャマンと入っているのですが・・・これは業務用なので、そんな無駄なものは一切ありません。
ただし・・・全然カッコ良くありません。
どう見ても地味な普通のPCです。
薄くもありません。
でも、まあ、重さが 1.16kg ということなので、持ち運びは苦ではありません。(最近のACアダプタも小型ですし)
で、早速、内蔵されていたHDDを外して・・・先日役に立たなかったSSDを取り付けてみました。はい、起動も終了も文句無いスピードです。
確かに性能的には文句無いのですが・・・やっぱり持っている喜びがあんまり感じられないんだよね。(やっぱり、性能的にはダメダメでも、Vivienne Tam Edition の方がうれしいんだよね。複雑!)