レスキューBの2014年ルールで大きく変わったのが、レスキューキットの配布ですね。
レスキューキット自体は、大きさの制限があるものの、形などは自由なのでチームのアイディア次第です。
ブラジル世界大会でも様々なレスキューキットが披露されました。
中でも、わざわざバッテリーとLEDを搭載していて、光るようにしてあったのは綺麗でしたねぇ。
で、「花鳥風月」は・・・もともとは、レスキューキットの配布をするかしないか、から検討を始めたくらいなので、インスタントな方法です。レスキューキットは市販のサイコロです。それを筒に詰めて、サーボモータで一個づつ撃ち出します。
このレスキューキットを撃ち出す仕組みを「Kit Launcher」と言うそうです。
もう、ハード的な工作はしたくないものだから・・・筒は工作用紙で作って、それをロボットに養生テープで貼り付けたもの、になっていました。
そんな、恥ずかしい状態で世界第2位・・・
秋のNESTロボコンでレスキューBのデモを実施したときも、工作用紙の筒を養生テープで貼ったままでした。
さすがに、それは恥ずかしい!? ・・・ということで、もうちょっとカッコイイ方法を考えていました。
そして・・・
近くの、ホームセンターで見つけたのがこれ
プラスチックのL形のものです。
これを切って、2つをセロテープで貼って・・・
ロボットには養生テープで貼って・・・(やっぱりテープかい!?)
こんな感じになりました。
養生テープはいまいちですが、工作用紙よりは数倍カッコイイ!!
ちなみに、この Kit Launcher で撃ち出されたサイコロ(レスキューキット)が、被災者の元にちゃんと届くかどうかは、J君の調整次第のようです。
ところで、2014年のルールから入れられたレスキューキットですが・・・
傾斜路に被災者を配してはいけない、とは書かれていません。
つまり、傾斜路に被災者を設置しても良いハズです。
で、傾斜路の被災者を発見した後に、普通ならレスキューキットを落とすハズです。
傾斜路の被災者にレスキューキットを落として、このレスキューキットが滑ったり、転がったりせずに、被災者の近くで止まってくれれば得点になるのですが・・・こんな、レスキューキットを考えてくれているチームはあるのでしょうか!?