東東京ノード大会に産技高専(荒川)からのチームが参加していました。
チーム名は「ROK」です。
このチームは、ここのところ何年か参加していて、いずれも面白いロボットを見せてくれます。
昨年は、オムニホイール(5輪だったか6輪だったか)を使って、縦横無尽に動いていました。
また、装備したファンで楊枝を飛ばしたり、被災者をファンで吸引して吊り上げたり・・・とっても楽しいギミックで観客たち(もちろんスタッフも)を楽しませてくれました。
その結果、昨年は東東京ノード大会からは、特別賞が授与されました。
しかし、機構や動きは面白かったですが、まだまだてっぺんに立つほどの実力は無く、「いろもの」感がありました・・・
しかし、今年は、さらにパワーアップして、駆動系を(今流行の!?)メカナムホイールにしてきました。
さらに・・・装備した強力なファンは、推進力があり・・・
バンプを乗り越えるときや、坂道を登るときにファンを回して進みます。(勿論、タイヤも回しますが・・・)
もう「いろもの」なんて言わせません(誰も言ってない・・・あっ、俺か!?)
結果も、レスキュー競技のレベルの高い、東東京ノード大会で、堂々の4位でした。
それぞれのギミックも、新しい技術というわけではありません。
オムニホイールを使ったレスキューロボットは、2008年にスペインのCOMPLUBOTが作成していて、障害物の回避などを華麗にこなしていました。
ファンを使った楊枝飛ばしは、2011年にスイスの Helveticrobot が作成しています。このファンも強力で、ファンが作動するとすごい音がして、楊枝が吹き飛びました。スタッフは「掃除機(クリーナー」と呼んでいました。
メカナムホイールは、ここのところ沢山のチームがレスキューBで採用しています。
(さすがに、ファンで推進するロボットは聞いたことがありません。)
まあ、これらをチームメンバーが知っていたかどうかはわかりませんが・・・
でも、とにかく、これらの技術を組み合わせて、ちゃんとした実績(成績)を残したのですから、たいしたものです。
関東ブロックでも、沢山の人たちを驚かせて、そして楽しませて欲しいです。