こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

一月も終わり

2008-01-30 22:23:35 | 時間
今日は1月30日。あと1日で一月も終わる。例年のことながら、同じ文句が頭をよぎる。

一月は行く。
二月は逃げる。
三月は去る。

三が日はずっと前のこと。松の内もあっという間。小寒も大寒も過ぎた。そして、月末。

本当に月日の過ぎるのは早いものだと思う。

一月は行く。
二月は逃げる。
三月は去る。

この文句をこのブログに書くのは、3年連続だ。この頃になると、同じ文句が頭をよぎる。それは自分が変化しない証なのか?

山茶花(サザンカ)

2008-01-15 20:17:17 | 季節
散歩道のあちこちに山茶花が咲いている。思い出すのは、童謡「たき火」の歌詞。

さざんかさざんか 咲いた道
たき火だたき火だ 落葉たき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい

子どもの頃の東京は寒くて、雪もよく降った。寒い朝には、水道が凍ったりもした。火鉢や炬燵で暖を取った。栄養が足りなかったせいか、寒さかったせいか、冬になるとしもやけ、あかぎれがよくできたものだった。

今では、鉄筋コンクリートのマンション住まいで、すきま風も入ってこない。暖房をつければ、すぐに部屋は暖かくなる。しもやけも、遠い昔話のことだ。

山茶花の花を見ながら、子ども時代のことをふと思い出す。昨日は、この冬、一番の寒さだったらしい。


万両

2008-01-04 23:37:59 | 自然
赤い実を付けている万両。同じ赤い実でも、ピラカンサスのような華やかさはない。葉の下にひっそりと目立たぬように赤い実が付いている。万両は日陰が好きだ。そんな万両の実を鳥たちは決して見逃さない。食べ物が少なくなっていく冬になると、いつの間にか実を見つけては食べていく。万両の実には、発芽を押さえる物質が含まれている。鳥たちは、その赤いところを食して、残った種だけが糞といっしょに大地に落ちていく。そうやって万両の実は遠くに運ばれて、新しく目を出す。日陰にひっそりと芽を出して、時間をかけて大きくなっていくのだ。

これは我が家の垣根の陰にある万両。これもまた、やがてどこかに運ばれていくのだ。