こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

コップのなかに潜むもの

2006-02-25 21:35:38 | 自然
ルーヴァンにいるときに、ドアの後に潜むものという記事を書いた。古い年代物のドアのなかに動物が住んでいたのだ。想像力を搔き立てられた。


毎日のように使っているコップ。ウィリアム・モリスがデザインしたものだ。花や鳥の絵柄だと思っていたら、よくよく眺めて見ると、そこに動物が潜んでいることに気がついた。





それは牛。

新しい本が出ます

2006-02-18 22:54:13 | 希望
昨年、ルーヴァン滞在中に書いていた原稿が、『あたたかな気持ちのあるところ』という本になって、もうじき発売されます。

奥原しんこさんに素敵なイラストを描いてもらいました。書店で見かける機会があったら、ちょっと手に取って見てください。そして、気に入ったら手元に置いてください。




あたたかな気持ちのあるところ
いま、希望について

プロローグ
1 始まりの旅
2 見えないつながり
3 揺らめく気持ち
4 人とのあいだ
5 旅のつづき
エピローグ


あなたには、
気持ちを通わせる人がいますか。



ひつじ工房
BUFFALO.GYM
この本のデザインをしていただいたきました。


東京物理学校

2006-02-17 22:37:12 | 歴史
子どもの頃、姫路のおじさんが東京に出てくると、よく遊んでもらった。おじさんが出たのが東京物理学校。今の東京理科大学だ。

飯田橋から市ヶ谷をブラブラと歩いていたら、物理学校の古い校舎を再現した建物があったので、記念に一枚。




この建物は、東京理科大学の近代科学資料館として使われているらしい。


韓国フェア

2006-02-16 21:46:58 | 料理
牛テールと大根のスープ
桜エビのチヂミ
モヤシのナムル
白菜キムチ

本日は韓国フェアだった。スープは前日からコトコトと煮込む。チヂミはフライパンで焼く。モヤシは酢と塩を入れて茹でてから味付け。



あの頃

2006-02-08 21:01:59 | 歴史
ちょっと前のことになる。映画館で、Always 三丁目の夕日を観た。このブログでも二度ほど紹介した東京タワーが出来上がる頃の話だ。

1958(昭和33)年。東京タワーは建設中だった。子どもだった私も、きっと東京の空を見上げたにちがいない。

その当時、高円寺に住んでいた。飛行機からまかれた広告のビラを追いかけた走った。テレビも、洗濯機も、冷蔵庫もなかった。共同住宅に住み、夜中に廊下を歩いて汲み取り式のトイレまで行くのは怖かった。

映画を観ながら、子どもの頃のことを思い出した。懐かしいあの頃。

可愛い忘れ物

2006-02-05 10:34:18 | くらし
窓越しの暖かかそうな陽の光に誘われて、一人でブラブラと散歩に出かけた。風はまだ冷たくて、近所の公園には誰もいない。ハトが枯れた草の上に群がって、しきりに何かをついばんでいるぐらいだ。

木々も葉を落として、枝振りを競っている。ふと見ると、一本の木の枝先に、鮮やかなものが。近づいてみると、それは子どもの靴下。花が咲いたようにも見える。

誰が落としていったのだろうか。その子のお気に入りだったかもしれない。片方が無くなったことに気づいて、泣いたのだろうか。それとも…。

いろんなことを想像させてくれる可愛い忘れ物。




イカと大根の煮付け

2006-02-03 11:39:35 | 料理
ルーヴァンでタコをゆでたことがある。そのときに知ったのが、イカの行水タコの長風呂という諺。

昨日は、イカと大根の煮付けで、それを実感。まずは、水から大根を下ゆでして、その後に、出汁と酒、みりん、めんつゆ、醤油を入れて大根を煮る。柔らかくなったところで、イカを入れて適当に煮る。落としぶたも忘れずに。

今朝も残りを食べたが、大根に味がしみて美味しかった。

イカを長く加熱すると硬くなるが、そうなったイカをさらに煮ると柔らかくなるという。不思議だ。タコを煮るときに、ソーダ水を使うと柔らかさが増して美味。ルーヴァンでは、シュワップスを使って煮た。