こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

毎朝の習慣

2005-06-30 17:38:31 | くらし
朝起きて、7時前後にテレビをつける。ベルギーの天気予報を見るためだ。

5月に、ベルギーはくるくる変わる天気だと書いたことがある。その後、30度を超える暑さがやってきて、その延長線上で、意外と晴天が続いていた。だが、29日の天気はひどかった。

夜中の2時に、雨音と雷で目を覚ます。急いでパソコンの電源を抜く。朝起きて、いつものようにテレビをつけ、天気を確認。昨晩の雷の様子をアナウンスしている。



今日の天気予報は、雷。テレビを消す。

そのうちに太陽がさんさんと照りつけ、昨日までと同じように暑い日になりそうな予感。傘を用心のために持っていくことにする。

大学に行って、地下にある印刷室でコピーをして戻ってきたら、なんと雷と雨。空けていた窓から、雨の滴が入ってくる勢いだ。慌てて閉める。

一度雨が上がったが、17時過ぎから再び、雷。一時間待ったが、降り止まない。雷の音が遠のいたので、傘をさして帰宅。

夕食後、コンフェデレーションズカップを見ていたら、ブラジル対アルゼンチンの試合の途中、天井の一部に穴が空いて、コーナーフラッグの辺りに滝のように水が落ちてきている。ドイツもやはりひどい天気なのだ。

と、よそ事に思っていたら、前半の途中で突然部屋の電気が消えた。停電?でも、真ん中の一つだけが消えたのだから、停電ではなさそうな気もする。そして、LAN接続が不能になった。翌朝9時過ぎに回復。

結論。毎朝の習慣は欠かせない。ニュースによると、道路の冠水、地下室への泥水の浸水など、被害が大きかったようだ。

ミュージックバトン???????

2005-06-29 04:13:02 | 時間
ミュージックバトン???

イギリス在住のasis2005さんから送られてきたミュージックバトン。まあ、こんな感じです。


1.Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

ゼロです。

2.Song playing right now (今聞いている曲)

CD、MD、カセットテープ、LPなど、そういう媒体が身のまわりに何もないので、何も聞いていません。

3.The last CD I bought (最後に買ったCD)

ごめんなさい。忘れました。女性ボーカリストであることだけは覚えているのですが。浜辺で酒を飲みながら、夜明けを皆で待っているという歌です。神戸の震災に関係しています。

4.Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

1.卒業(サイモンとガーファンクル)LP
2.チップス先生さようなら(映画サウンドトラック) LP
3.エデンの東(映画サウンドトラック)持っていないのですが
4.原始心母(ピンク・フロイド) LP
5.涙を超えて(ステージ101)フォノシート

青春時代を思い出させるものばかりです。
1~3は多感な時代に映画を見て、かなり影響を受けました。4は全く違うレパートリーですが、ガンガン聞いていました。5はNHKの番組の歌。同じ年頃の若い人たちが大勢で歌うのを見て、ポジティブシンキングを感じていたのかもしれません。

5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

引き受けてくれる人がいれば、どうぞ。

6.感想

ミュージックバトンはチェーンメールの一種かもしれないけれど、音楽にまつわる過去の想い出をちょっとだけ思いうかべる意味では、よいものなのかもしれないと感じました。


Rooさんからもバトンを受けました。二本も持って、どっちを向いて、どのトラックを走ればいいの?

jyakuzuregawaさんから、トラックバックバトンを受けました。これで三本目。


オランダ語を縦に書く人

2005-06-28 04:36:00 | 文化
月曜日の午後、ロチェスター大学のライアン教授のセミナーに出席した。隣りの女性は左利き。こちらでは、それほど珍しくない。彼女のノートを見ると、何か妙な感じ。そう、彼女は、オランダ語のメモを完璧に縦書きしているのだ。正確に言うと、上から下に向かって、横書きしている。だが、遠目に見ると、まさしく縦書きしているように見える。それもかなり早い。彼女は、セミナーの間、ずっとノートを動かさなかった。もちろん、家に帰って読むときには、90度回転させて、横書きのメモを見るのだろうが…。

文化 ブンカ bunker

2005-06-27 04:55:52 | 文化
先日、日本人4人とベルギー人2人で食事をしていたときの話。オランダ語、英語、日本語が飛び交うなかでの一幕。

ベルギーと日本の文化的な差異が話題になった。「文化」という日本語が、日本人同士の会話で飛び交う。すると、ベルギー人の一人が、怪訝そうな顔をする。なぜ?オランダ語でブンカ(bunker)とは、防空壕のこと。cultureの話をしていたはずなのに、防空壕が出てくれば、変だと思うのも当然。日本語の全くわからない彼女が、「防空壕」という言葉だけは耳に入ったというわけだ(辞書で調べると、bunkerはブンカァと発音し、ゴルフのバンカーの意味でもある)。

水道の蛇口をカランと言う。これはもともとの日本語ではなく、オランダ語のKraanが原語。博多どんたくも、Donderdag(木曜日)から来ている。

日本語で、「ある程度」という。オランダ語で、よく似た発音の言葉がある。altijd(アルテイト)。日本語だと、「ある程度」なのに、オランダ語だと「いつも」になる。言葉というのは面白いなと思う。

■tijdは時間の意味。英語で潮を表すtideと語源が同じなのだと思う。古英語のtid(時)はtime(潮時)である。潮の満ち引きで、人は時間を感じていたのだろう。

ハッセルトの湯島天神

2005-06-27 03:16:48 | 教育



ルーヴァンは今試験の真っ最中。滝のようにどんどんと落第するシステムだから、試験を受ける方も真剣勝負。ときには神様にも頼みたくなる。苦しいときの神頼み。

そんなときにはハッセルトのHeilig Paterke Museumに行くのが一番。1828年に生まれ1905年に亡くなったFather Valentinus Paquayが祀ってある博物館は、御利益があるそうだ。「試験に受かりますように」と願う学生や生徒が、大勢やってくるらしい。

文京区にある湯島天神には合格祈願の絵馬がたくさん飾ってある。ハッセルトの博物館では、合格祈願のロウソクを灯す。

■博物館を訪ねたときには、年配の方がたくさん訪れていた。2003年11月9日にローマ法王から聖人の列に加えられたFather Valentinus Paquayは、どの年代の人にとっても特別に大切な人なのである。

玉葱の水栽培

2005-06-26 05:12:06 | 成長日記
6月18日。玉葱もちょこっと芽を出していた。球根だから水栽培。サンデー・マーケットで買ったチョコレートムースのフタを再利用。真ん中を切って玉葱を乗せる。




6月21日。あまり大きな変化はなし。




6月23日。グーンと成長。葉も根もグングン伸びる。




6月25日。このまま行くと花が咲くか?


ベゲーノフの洋梨

2005-06-26 00:31:44 | 季節
ベゲーノフにある洋梨の木。ときどき見ていると、実がだんだんと大きくなっている。




これが、その洋梨の木。根元に、春先に花を楽しんだムスカリの球根を植えてある。来年咲くといいのだが。今日の午後、洋梨の木陰に座わり、Cristal Alkenを飲みながら、文庫本を読んだ。贅沢な土曜日の過ごし方。


日ごろの感謝の気持ちをこめて

2005-06-24 04:18:11 | 時間


ブログを開設して3ヶ月近く。多くの方との新しい出会い、そして、かかわりができました。毎日多くの方に記事を読んでいただき、またコメントをいただき、たいへんうれしく思っています。

早いもので、ベルギー滞在予定期間のほぼ半分を終えました。これから少しずつ日が短くなるとともに、帰国の日が近づいてきます。これからもいろいろな体験を紹介していきますので、よろしくお願いします。

学長選挙

2005-06-23 03:40:12 | 教育
学長選挙。教員、職員、学生(投票総数の10%ほどらしい)による投票が実施された。その都度、キャンパス情報誌やメールで関連情報が伝わってきた。それをまとめると次のようになる。


3月25日 5人の候補者Marc Decramer、Bart De Moor、Herman Nijs、Rik Torfs、Marc Vervenneによる第1回目の投票が5月10日に実施されるとの連絡。候補者はそれぞれマニフェストを発表。

5月10日夕方 第1回投票結果の連絡。投票率92.7%。上位3名による第2回投票の期日は18日。
- prof. Marc Decramer 290 stemmen
- prof. Bart De Moor 150 stemmen
- prof. Herman Nys 151 stemmen
- prof. Rik Torfs 364 stemmen
- prof. Marc Vervenne 420 stemmen

5月18日夕方 第2回投票結果の連絡。投票率90%。上位2人による決選投票は24日。
- prof. Marc Decramer 331 stemmen
- prof. Rik Torfs 441 stemmen
- prof. Marc Vervenne 564 stemmen

5月24日夕方 第3回投票結果の連絡。投票率84%。
- prof. Rik Torfs 608 stemmen, zijnde 49%
- prof. Marc Vervenne 628 stemmen, zijnde 51%


Vervenne教授は聖書研究が専門。現在、副学長であり、ベゲーノフに住んでいる。任期は8月1日から4年間。ちょっと関係のある教授が選ばれたので、何となくうれしい。

暑くなって蜂も忙しそう

2005-06-22 03:11:53 | 季節


ベゲーノフの駐車場の花壇に生えているラベンダー。忙しそうに蜂が蜜を集めている。カフェでブラウンビールを飲んでいると、甘いので蜂が寄ってくることがある。今食べているアカシアの蜂蜜が終わったら、サタデー・マーケットの蜂蜜屋で今度は夏の蜂蜜を買おうか。