こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

2008-11-30 23:05:29 | 希望
空を見上げるようにしている。冷たい風に吹かれて、背中を丸めて歩いていると、下ばかり見るようになる。そんなときには、気分を切り替えるためにも空を見上げる。北風は空の掃除機のようだ。ホコリを吹き飛ばして、きれいな青空を見せてくれる。そんな大きな青空を見ていると、気持ちも晴れやかになってくる。だから空を見上げる。空は私たちに生きる希望を与えてくれる力強い味方だ。


南大沢輪舞歩道橋から見た空。首都大、アウトレットモールの方向。




輪舞歩道橋の横にあるフレスコ南大沢。
白い雲の左下の部分に、ガラス窓と同じような横線の雲が連なっている。人工物と自然とのシンクロ。




イチョウ

2008-11-26 23:01:58 | 季節


我が家の前にあるイチョウの木。風が吹いたり、雨が降ったりすると、黄色の葉がハラハラと落ちてきて、階段が黄色に染まります。

今年はギンナンがなりません。昨年、植木屋の頭領がバチバチと枝を切ったせいでしょうか。今年は勢いが増してきたので、来年が楽しみです。

ギンナンは臭いがくさいのですが、食べると美味しい。でも、食べるまでの手間が必要です。拾ってきたギンナンの実だけ取り出して、よく洗い、干したものをフライパンでじっくりと炒める。ほどよく香りが立ってきたら、熱いうちに殻を割って、薄皮を取ります。そこまでの時間が大変。売っているギンナンが高いのも、手間暇がかかっているからなのです。

拾ってきたギンナンを時間をかけて料理する。それは最高の贅沢です。来年は、それをまた味わいたいものです。

秋のジャム

2008-11-12 21:27:43 | 料理
秋は果物の季節。柿と洋梨を使ってジャムを作ってみました。柿は実家で取ってきた渋柿を焼酎で渋抜きした物。すっかり熟して美味しそう。洋梨は1つ100円。じっくりと時間をかけて熟すのを待っていました。






こちらは出来上がり。

柿ジャムには、黒い点(不溶性タンニン)がしっかりとついています。



洋梨ジャムは、すっきりとした色に仕上がりました。





働くことの心理学

2008-11-05 19:53:03 | 心理学
この間、電車の吊革広告を見ていたら、第2のロスト・ジェネレーションという文句が飛び込んできた。内定取り消しも出ているらしい。

人は時代とともに生きる。今の世の中で働くことは容易ではない。リストラ、うつ病、自殺、倒産……。新聞を見ていても、明るい記事は少ない。

それでも私たちは生きるために働かなくてはいけない。働く機会が保障されなければならない。

人と社会をつなぐ環を究明し、働くことと生きることを連結させてとらえる研究的営為を進めていきたいと心から思う。