こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

夏至

2010-06-21 22:45:40 | 季節
昼間の時間が一年で長いのが今日。ベルギーにいたときには、いつまでも明るい夜が続くのがとてもうれしかったことを思い出す。今頃、ベゲーノフはどんなふうだろうか。

時の記念日

2010-06-10 21:13:55 | 時間
今日は時の記念日。由来を調べてみた。今から90年前に遡る。

1920(大正9)年に、東京天文台と生活改善同盟会が、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定したとのこと。

ということは、その当時、時間にはまだルーズだったということか。「欧米列強に、追いつけ追い越せ」がスローガンとなり、こうした運動の動因なっていたのだろう。

こんなふうに時間と人間のかかわりを歴史的に捉えてみるのも、また面白いし、新たな知見が得られるにちがいない。

区切り

2010-06-09 22:36:47 | 時間
毎日の生活の中で、区切りを付けることの大切さは誰でも感じること。だが、実際に区切りを付けられるかどうかは別問題。どうやって区切りを入れていくか。それが重大な課題である。

週末に、いつもの仕事とは違った休養を取る。それも区切り。
一日の最後に、ベッドの中に入ってから文庫本を読んでから寝る。それも区切り。

そんなふうにして、意識的に区切りを入れることで、のんべんだらりと過ぎていく時間にメリハリを付け、時間をコントロールする。些細なことであっても、区切りは大切な営みである。

人が亡くなった後、お通夜、告別式、初七日、四十九日、百貫日、一周忌、三回忌、七回忌と、一つ一つを執り行っていくのも同じ原理だ。そうやって人は自らの悲しみに、区切りを付けていく。そこには悲しみと付き合ってきて人間の知恵が込められている。

2010-06-04 22:19:01 | 自然
春に顔を出した竹が、既にこんなにも太くなっている。竹の皮が、成長の証。高さは、はや10メートルほど。あっという間に大きくなってしまった。

私たち人間も、生まれて1、2年の間の成長は、竹と同じように素晴らしい勢いである。では大人になった人間の成長は、果たしてどうか。それは自分の胸に手を当てて、よくよく考えてみるしかない。



時間がない

2010-06-03 22:09:29 | 時間
ルルの散歩をしていたら、登校途中の中学生が「時間がない」「時間がない」と互いに話しているのが聞こえてきた。

中学生は中学生なりに、忙しいのだろう。やりたいことが沢山あって、時間がない。確かにそうかもしれない。

大人になったら、どうだろうか。やはり同じように、時間はいくらあっても足りないのだろうか。そんなことを考える余裕もなくなってしまうのだろうか。

一日は24時間。どんなふうに過ごしたら、時間のゆとりができるのか。重要な課題であり、解決が困難な課題でもある。

「忙しい」「時間がない」を言い訳にはしたくない。そう思う今日この頃。

更衣

2010-06-01 23:15:05 | 季節
今日は更衣。夏服へ替える日。

最近ではクールビズの日というか。

テレビのニュースでは、永田町に生息する自らの意見をコロコロと変える節操のない人々がネクタイをはずし、自らの意志薄弱を露わにする日のごとし。

ああ嘆かわし。