こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

紫陽花

2009-06-26 21:21:48 | 季節
散歩道のあちこちに紫陽花がきれいに咲いている。青も赤も白も。色とりどりに咲いている。雨が降れば、元気に。晴れていれば、やや元気に。紫陽花の花が咲いている。

















南天

2009-06-25 20:21:03 | 自然
この花は南天。いつの間にか庭の澄みに生えてきて、いつも間にか大きくなっていた。どこかの鳥が実を食べて、その後に、空から降ってきた糞の中の種が芽を出したものなのだろう。こうやって大きくなってきたものは、とても強い。

茨城のり子の詩集『倚りかからず』の中に、木は黙ってそこにいるけれど、鳥に実を食べられたり、種が飛んだりして、動いていくという詩があったのを思い出す。そう言えば、映画『折り梅』の中で、原田美枝子がその詩を読んでいたなあ。

じっとそこにいる木が、他のものを介して動いていく。人生というものは、そういうものなのかもしれないと、ふと思ったりする。



バジルの花

2009-06-24 23:49:03 | 自然
トマトと抜群に相性のよいバジル。白い小さい花が清楚に咲いている。
キッチンガーデンで一際元気に成長しているバジル。いそいそと取りに行っては、サラダに入れる。自分で育てたものを収穫して食べる。これほど楽しく、嬉しいことはない。
どうだろうか。一家に一鉢。自分の好きなものを植えてみる。花でも良い。ハーブでもよい。野菜でもよい。そうやって生命を直に感じることで、人としての生き方に違いが出てくるような気がする。
掛け声だけのCO2削減よりは、よっぽと実のある活動になるように思う。


キノコ

2009-06-23 23:39:29 | 季節
湿度が高い日が続くと、菌の働きが活発になる。いろいろなところに、いろいろなものが…。

きれいなキノコが、いつのまにか生えてきている。食べられないだろうな、きっと。

名前もわからないキノコをカメラに納める。晴れたら、なくなってしまうのか。それもまた、悲しいものだ。



朴葉寿司を作る

2009-06-20 05:09:17 | 料理
近くの公園の片隅にホオノキがある。
朴葉寿司。朴葉味噌。朴葉焼き。
新鮮な葉を取ってきて、朴葉寿司を作ることにした。




トラウトサーモンを酢漬けにしたものを酢飯の上に乗せ、山椒の葉でアクセント。
簡単な朴葉寿司の出来上がり。
自然の恵みに感謝。


ブルーベリー

2009-06-19 23:18:39 | 自然
ブルーベリーの実が成った。
去年はちょっと油断していたら、ヒヨドリに食べられてしまった。
今年はしっかり準備して、ネットをかけて防御。これで大丈夫。





気温が少しずつ上がってきて、緑だった実も熟してきた。
頃合いを見て、収穫する。
ちょっと早かったかなという実も混じっているのはご愛敬。
無農薬、有機栽培のブルーベリーは一味違った美味。
こういうのを本当の贅沢と言うのだと思う。



ルバーブ(食用大黄)のジャム作り

2009-06-08 21:54:23 | 料理
ご近所のKさんからルバーブをいただいた。軽井沢のスーパーで買ったとのこと。さっそくジャムを作る。

ざくざくと切って、鍋に入れ、白ワインを注ぐ。



砂糖をルバーブの半分ほど入れて、ちょっと混ぜる。



一晩おくと、こんな感じ。



木べらでかき混ぜながら、とろみがつくまで煮詰めていく。

出来上がりが、こちら。



1キロのルバーブで、5ビンのジャムが出来上がった。

ちょっと酸っぱい。でも、梅ジャムのような苦みはない。美味。パイに入れ焼いてもOK。



さらばメガネ

2009-06-04 05:10:08 | 希望
「メガネは顔の一部です。メガネは顔の一部です。だから○○メガネ」というCMがあった。今でもそのメロディを歌うことができる。メガネを掛け始めて半世紀。私にとってメガネは顔の一部であったが、ついにそれをはずす時がきた。

先週、水晶体前嚢を破り後嚢だけを残して核や皮質を取り除く嚢外摘出術を受けた。いわゆる白内障の手術である。取り除いた場所に軽い近視の人工レンズを挿入した。火曜日と木曜日に左右の眼の手術をした。

これまでは、メガネをかけていても、知っている人にちょっと離れた所から挨拶されても気づかなかったり、書棚に並ぶ本の背表紙を見るのに20センチぐらいまで接近しないと読めなかったりしていた。電車に乗っても、広告に字が全てぼやけて見えるものだから、鬱陶しくてならなかった。

それが手術で一変し、格段によく見えるようになった。講義をしていても、学生の顔がはっきり見える。見えにくいのはほんの近くだけで、手に持ったご飯茶碗の中身がちょっとぼけるぐらいだ。

かかりつけの眼科の先生からは、「手術をすると世界が変わるよ」と言われていたが、まさにその通りだと実感した。磨りガラスを通して見る世界と、色鮮やかにクッキリと見える世界。自分がこれまで見てきたのは、文字通り「近視眼」的な世界だったのだ。

気が付いた点を3つばかり。
物が大きく見えること。スーパーに行って、ワインやお酒の瓶を見て、「こんなにも大きかったのか」とビックリした。
色の濃淡がはっきりと見えること。右目の手術後、まだ手術をしていない左目と比べてみたら、白いはずの物が左目だけで見ると薄い黄色がかったように見えた。水晶体が濁っていたのだ。
物がまっすぐに見えること。これまで階段の端が反り返って曲がって見えていたのに、一直線に見えるようになった。

視力が安定するまでは、1、2ヶ月は必要とのこと。気長にやっていこうと思う。


ユキノシタ

2009-06-01 21:26:58 | 自然
ユキノシタ。葉っぱは、天ぷらやお浸しにもなるし、乾燥させれば生薬にもなる。

花びらの下2枚が長く、大という字にも人という字にも似ている。ダイモンジソウやジンジソウは近縁種。

我が家の庭では、ジンチョウゲの下でひっそりと咲いている。目立たないけれども、小さくて綺麗な花。

こういう人になりたいものだ。