こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

山茶花(サザンカ)

2008-01-15 20:17:17 | 季節
散歩道のあちこちに山茶花が咲いている。思い出すのは、童謡「たき火」の歌詞。

さざんかさざんか 咲いた道
たき火だたき火だ 落葉たき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい

子どもの頃の東京は寒くて、雪もよく降った。寒い朝には、水道が凍ったりもした。火鉢や炬燵で暖を取った。栄養が足りなかったせいか、寒さかったせいか、冬になるとしもやけ、あかぎれがよくできたものだった。

今では、鉄筋コンクリートのマンション住まいで、すきま風も入ってこない。暖房をつければ、すぐに部屋は暖かくなる。しもやけも、遠い昔話のことだ。

山茶花の花を見ながら、子ども時代のことをふと思い出す。昨日は、この冬、一番の寒さだったらしい。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東京の冬、暖かい冬 (きちゃ)
2008-01-16 12:15:55
 東京は北京ほど寒くない、北京の冬と大雪が恋しい。2月6日中国の除夜だから、初めて、一人で過ごす除夜がなんとさびしいことだろうって、いまぜんぜん考えられない。
 中国の北方に、家の中に暖房付きだから、霜焼けがあまり見えない、南京の大学へ行ってはじめて、霜焼けという病気が知っている。
 今、あたしにとって、除夜とか南京とか霜焼けとか雪だるまとかすべて記憶になった。
返信する
記憶の中の冬 (都筑)
2008-01-16 21:57:11
きちゃさん、記憶の中の冬は、それを思い出すときには、きっとさまざまなエピソードでいっぱいあふれていて、あたかい気持ちになるのではないでしょうか。

私の記憶の中の東京は、雪がしんしんと降る光景です。今では、本当に記憶の中だけの出来事になりつつあります。
返信する

コメントを投稿