こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

篝火草

2006-11-28 21:45:21 | 希望
日本の未来を照らし出す光となれ。




○教育基本法
昭和二十二年三月三十一日
法律第二十五号

朕は、枢密顧問の諮詢を経て、帝国議会の協賛を経た教育基本法を裁可し、ここにこれを公布せしめる。

教育基本法
われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。
われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。
ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基本を確立するため、この法律を制定する。

第一条(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


第二条(教育の方針) 教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければならない。この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実際生活に即し、自発的精神を養い、自他の敬愛と協力によつて、文化の創造と発展に貢献するように努めなければならない。


第三条(教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであつて、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によつて、教育上差別されない。

国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によつて修学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。


第四条(義務教育) 国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う。

国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料は、これを徴収しない。


第五条(男女共学) 男女は、互に敬重し、協力し合わなければならないものであつて、教育上男女の共学は、認められなければならない。


第六条(学校教育) 法律に定める学校は、公の性質をもつものであつて、国又は地方公共団体の外、法律に定める法人のみが、これを設置することができる。

法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であつて、自己の使命を自覚し、その職責の遂行に努めなければならない。このためには、教員の身分は、尊重され、その待遇の適正が、期せられなければならない。


第七条(社会教育) 家庭教育及び勤労の場所その他社会において行われる教育は、国及び地方公共団体によつて奨励されなければならない。

国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館等の施設の設置、学校の施設の利用その他適当な方法によつて教育の目的の実現に努めなければならない。


第八条(政治教育) 良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない。

法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。


第九条(宗教教育) 宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重しなければならない。

国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならない。


第十条(教育行政) 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである。

教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。


第十一条(補則) この法律に掲げる諸条項を実施するために必要がある場合には、適当な法令が制定されなければならない。


附則
この法律は、公布の日から、これを施行する。



新しい本が出ます

2006-11-27 16:20:01 | 心理学
心理学論文の書き方 おいしい論文のレシピ というタイトルの本が、来月中旬に出版されます。「論文」と「料理」をつなげると、「論理」という言葉になります。論文も料理も、それぞれ論理(手順)が大切だというのが、この本の基本コンセプトです。ベルギーで磨いてきた料理の腕を発揮して執筆しました。乞うご期待。

プロローグ 論文を書こうとする人に
Step1 論文を書く準備
 第1章 研究のアイディアを考える
 第2章 体験的に学ぶ
Step2 研究立案からデータ分析まで
 第3章 研究デザインを考える
 第4章 研究を実施する
 第5章 データを分析する
Step3 研究論文として仕上げるまで
 第6章 論文の構成を練る
 第7章 タイトルを付ける
 第8章 図表で示す
 第9章 文献リストを作る
 第10章 論文に仕上げる
エピローグ 論文を書いた後に

レンズ夫妻帰国

2006-11-15 05:39:42 | 時間
昨日の11時。レンズ夫妻は成田から帰国の途につきました。ちょうど今頃、自宅に戻った頃でしょう。一ヶ月の滞在は、長いようで、あっという間に過ぎてしまいました。次に会える日を楽しみにしながら、互いに、再び日常生活に戻ります。


ルーヴァンの街並み

レンズ夫妻と富士山へ

2006-11-11 01:01:25 | 自然
日本と言えば、富士山。二度目の来日となるレンズ夫妻だが、まだ富士山を見たことがなかった。そこで富士山五合目までドライブで出かけた。

風が強く、寒い日。五合目の気温は5度前後。体感気温は0度ぐらい。間近に見る富士山は、荒々しい感じがした。レンズ夫妻にとっても、忘れられない想い出になるだろう。その翌日、life experienceと言っていた。




その帰りに、河口湖の湖畔から見た富士山。