こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

アスタ マニャナ

2009-09-29 21:11:09 | 時間
スペイン語で「また明日」の意。

hasta mañana

「アスタ」と「あした」。何となく似ているるような、似ていないような。不思議な感じ。

「また明日」と言って別れるということは、「明日また会えるね」と信じていることだ。最後の別れならば、「また明日」とは言わない。言えない。

明日を信じる心。それがアスタ マニャナ。


明日できることは今日するな

2009-09-26 18:17:48 | 希望
4年前の昨日、ベルギーから戻ってきた。ちょうど4年。ふり返れば、「もう4年も経ったのか」とも思えるし、「まだ4年しか経っていない」とも思える。いろいろなことがあった4年だった。





<明日できることは今日するな>

今日は明日のためにあるのではない。今日を味わうことが大事なのだ。今日をしっかりと生きることが明日につながっていく。

今日の仕事が終わったら、今日の疲れを癒し、楽しもう。それがいいのだ。

今日の仕事が終わってから、明日の仕事をやるのはやめよう。その分だけ、今日の自由時間が少なくなるから。

毎日の仕事をしっかりとこなし、それ以上は決してやらない。無理しない。それが持続となり、遠い未来につながっていく。

明日できることは今日するな。これは先延ばしの態度ではない。今日の活動を自分で組み立て、きちんとすませていく。そんな能動的で主体的な生き方を意味している。

今日できることだけを今日しよう。今日が明日を創り出すのだから。自分で時間に区切りをつけていこう。人生を創り出していくのは自分なのだから。


時代

2009-09-13 07:21:48 | 時間


私たちは真空の中に生きているのではない。時代の空気を吸いながら日々を生きている。時代と人間の発達との関係をとらえる。そのことは心理学の重要な研究課題である。

これは、私の問題意識の一つだ。この夏の3つの集中講義でも、こうした問題意識に沿って話をした。

もうじき夏が終わる。そして秋が来る。この夏、この先大きな転換点になるような出来事が起きた。国会の政治地図が変わったことで、これからの日本は変わっていくのだろうか。時代は、どのように移っていくのか。自分自身も時代の動きにかかわりながら、生きていこうと思う。

時代を変えるのも、また人間であるから。

(写真)この夏、いしがま亭のカウンターで偶然見つけた焼酎

はらべこ青虫

2009-09-04 08:17:27 | 自然
柚子や金柑の木に、いつの間にか、はらぺこ青虫が。もうちょっとでサナギからチョウになっていくのだから、まあ仕方ないかと諦める。柚子も金柑も大きくなれないな。でも、その代わりにアゲハが巣立っていくことを楽しみにしよう。