こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

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2021-04-07 21:04:47 | 心理学
4月に入ってから、新しい本の原稿を書いている。
時速3=4枚ほど。
100時間あれば、完成する予定。
一日に6時間ずつ書いていけば、半月もあれば書きあがる計算。
果たして、計算通りに行くか。

387 新刊本のお知らせ

2021-03-10 21:06:38 | 心理学
都筑ゼミの卒業生23人と一緒に本を作りました。『他者を支援する人はいかに成長するのか -心理臨床、福祉・障害、教育・保育の現場で働く支援者の軌跡 -』(ナカニシヤ出版)が、3月31日に刊行されます。卒業生たちと、原稿をメールでやり取りしながら、楽しく本づくりをすることができました。書店で見かけたら、一度手に取ってみてください。

第1 部 心理臨床の現場で働く
1 自分の道を自分で運転するということ(精神科・心療内科クリニック心理士)   
2 心理士として最初の5 年間(発達センター心理士)
3 臨床歴10 年目を迎えて(児童精神科クリニック心理士)
4 人への好奇心と柔軟性を大事にしてきた心理職の「支援者」としての日々
(スクールカウンセラー)
5 心理臨床における贈り物(発達クリニック心理士)
6 支援者の成長―複数の仕事を経験して―(健康相談室心理士)
7 継続が適応になる(企業相談室カウンセラー)
● 第1 部コメント 支援者になっていくこととは?
  
第2 部 福祉・障害の現場で働く
1 ひとりではなくみんなで(地域療育センター心理士)
2 高次脳機能障害に寄り添って(介護ヘルパー)
3 福祉施設で思うこと(地域活動支援センター相談員)
4 人との出会いと向き合い方(障害者生活支援員)
5 支援から学び,支援に生かす(就労支援施設施設長)
6 作業療法士として考え,感じること(病院作業療法士)
● 第2 部コメント ライフヒストリーから読む「支援者の成長」

第3 部 教育・保育の現場で働く
1 「 へっぽこ先生,保育で自分も育つ」の巻―保育を通して見つけた四つの力―
(保育者)
2 成長を導く My セブンルール(小学校教員)
3  子どもとともに成長する教員―通常学級と特別支援学校の現場を経験して―
(特別支援学校教員)
4 学習指導を通した指導者の成長―8 年目の塾長より―(個別指導学習塾塾長)    
5 生徒たちとともに―特別支援学校の教員としての歩み―(特別支援学校教員)
6 ある小学校教諭と社会教育主事の理論と実践(小学校教員・教育委員会)
7 教職員を支える大学職員(大学職員)
● 第3 部コメント 他者との相互作用に支えられた支援者の成長

582 秋近し

2020-08-27 19:58:00 | 心理学
昼間はまだ暑いけれども、朝夕はちょっとだけ凌ぎやすくなってきている。そんな微妙な違いから、夏の終わり、秋の始まりを感じる。言葉で表現するのは難しいけれど、肌で分かるということなのだと思う。それもまた認識の一形態。

584 昔に戻れるのか

2020-08-25 20:18:00 | 心理学
コロナ禍の今。以前のような暮らしに戻れるのかどうか、それが最も関心のあること。
重い荷物を持っているおばあさんの荷物を持ってあげる。そんな手助けは、コロナ禍の中では「ありえない」話になる。
そうした事態が続けば、人を助けるという行為自体が、随分と意味の違ったモニなっていく。
ああ、この先、どんなふうに人間の心は変わっていくのだろか。

601 R

2020-08-08 21:17:00 | 心理学
Rを勉強してから2ヶ月ほど。これまでは、SPSSで分析していたが、少しずつRに移行している。

統計の分析を始めた大学院生の頃は、手計算だった。その後は、大型計算機センターでパンチカードを使って分析。ディスプレーで入力して、訂正できるようになったときには、とてもすごいことだと思った。

計算機センターに行かないと分析できなかったのが、研究室にある自分のパソコンからアクセスして分析できるようになったときには、すごく便利になったと思った。

今では、SPSSも自分のパソコンで動かすことができる。そして、R。

て計算で、4要因の分散分析を何日もかけてやっていた頃が懐かしい。

610 統計とRと

2020-07-30 21:40:00 | 心理学
この歳になって、統計の勉強を改めてやり直し、合わせてRの勉強を始めた。2ヶ月ほどになるが、分かりやすい本を読んで、基本を押さえると、全体がよく分かってくる。

これまでは、因子分析、分散分析、回帰分析などなど、別々の方法として理解してきたものが、共分散構造分析のもとで、一つの原理として捉えられることを改めて理解したことは、とても良かったと思う。

620 細部が木になる傾向

2020-07-20 21:04:00 | 心理学
自分でも、よくわかっているのだが、細かいところが気になる傾向がある。

研究結果を表にする時に、小数点の桁数が違っていたりすると、気になってしまう。センター揃いと左揃いが入り混じっていると、直したくなる。もちろん、フォントが混じっているのは絶対ダメ。

こんなふうだから、思わぬ所で結構な時間を使ったりすることもある。

それでも、研究者としては細部に拘るのは、決して悪くないなと思う。

適当な表を作ったり、適当な分析をしたりして、いい加減な仕事をすることはないからだ。

急がば回れ。結局は、こうして地べたを這い回るようなことが大切なのだと思っている。

625 続Rの勉強

2020-07-15 20:58:00 | 心理学
tidyverseを教えてもらった後は、tidyかどうかが気になるようになってしまった。浮世絵には3枚1組の横長のものがある。それを縦長にすることは、勿論できないが、縦長の浮世絵があったらどうなるだろうかなどと、ついつい余計なことを考えて終う。tidy
(整然とした)恐るべし。


626 Rの勉強

2020-07-14 22:29:00 | 心理学
このところ力を入れているのがRの勉強。分析したいデータがあって、それを使って論文を書きたい。そういったモチベーションがあるので、勉強が捗る。

学校での勉強が、何かに役立つという明確な目標があれば、子どもたちの意欲も違ってくるのだろうな、と思う。

648 雨の日はデータ整理を

2020-06-22 22:49:00 | 心理学
朝からずっと雨。こういう日は、データ整理をするのが良い。

複数回答可の選択式質問項目のデータの整形作業を行う。

エクセルのセルに入ったデータを、選択肢ごとに複数セルへ分割する。

後は、ひたすら力技で整形していく。作業をし始めて数時間で、選択肢ごとの列データが完成。

作業をする過程で、選択肢の間のどんな組み合わせが多いというような情報がおおよそ分かってきた。

あとはSPSSで分析するだけだ。

662 Rの勉強

2020-06-08 22:16:00 | 心理学
調査データを分析するのに、SPSSやAMOSなどのソフトウェアは欠かせない。大変便利なツールだが、それも万能ではない。

この数年、発達研究では、縦断データによる研究が主流となりつつある。特に、欧米ではそうだ。縦断データを分析するための統計手法も数々と発表されてきている。

1997年から、4つの銃弾調査を行ない、それを単行本として公刊してきた。当時の分析は、自分の手に負える範囲でのものだった、その後、追加的な調査を行ったこともあり、改めて分析し直している。

最近勉強しているのがR。英語と違って、すぐに結果が出るところが良い。今は、基本が分かったというところ。I have a pen.が言えるようになった、嬉しさを隠しきれない中学生のようだ。

679 言葉を学ぶ

2020-05-22 23:20:02 | 心理学
心理学はデータを扱う学問である。調査や実験をして、それを分析し、そこから人間の心理を明らかにする。

文先の際に必要となるのが統計だ。学生時代は、筆算でt検定や分散分析をおこなった。今は、SPSSなどの統計ソフトを用いて分析する。そうした統計ソフトを動かすにも、固有の言葉を学ばなければいけない。

現在は、AMOSというグラフィカルな分析ソフトを使って、縦断データ(同じ個人に何回か繰り返して調査したデータ)の分析をおこなっている。新しい言葉を覚えると、分析の枠組みが広がっていく。

新しい本が出ました

2012-04-07 22:41:09 | 心理学
編集委員長をやっていた本が出版されました。
心理科学研究会編『中学・高校の教師になるための教育心理学 第3版』有斐閣
初版は1993年、改訂版が2002年。初版のときから編集委員としてかかわってきました。
初版が出てからもう20年も経ちます。ロングセラーです。
第3版では、初版からの精神を受け継ぎながら、全面改定して内容を入れ替えています。
これまで同様に、多くの人に受け入れられることを祈るばかりです。