こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

先にゆくな

2012-04-22 22:54:09 | 希望
なんでそんなに急いで逝ってしまうのか。戻って来い。戻って来れるなら、今からすぐに戻って来い。

逝ってしまった貴方はもう戻って来ない。それを受け止めることは悲しい事実だ。

春霞の街並

2012-04-18 22:21:35 | 希望
今年はいつになく気温が低い日が続いている。そのせいか、どの花も開花期が長いような気がする。

そんな街並を眺めていると、やはり霞にかかったような景色になっている。やはり春なのだ。そう、春なのだ。


雪柳

2012-04-17 22:38:48 | 自然
もじゃもじゃペーターのような雪柳。
こんなふうに自由気ままに生きていきたい。
思いのままに振る舞っていきたい。
かしこまってばかりではつまらないから。
雪柳を見習って生きていこう。


比嘉愛未さんの言葉

2012-04-16 21:19:27 | 自己
NHKの連続テレビ小説の主人公だった比嘉愛未さん。
新聞記事で、こんなふうに語っていた。
尊敬する人から、そうしてみるよう助言されたのだという。
それは、「3年、5年、10年後の自分」が、どこに、どんな服装でいるかを思い描くこと。
彼女自身、20歳のときから実践しているようだ。
未来を思い描くことの大切さ。
未来が人を一歩一歩と前へと導いてくれる。

163 121

2012-04-14 21:57:06 | 自己
運動という名の付く運動は何もしていない。
フィットネスクラブに出かけていくこともない。
ジョギングをすることもない、
そんな私が唯一するのは階段登り。
ゲゼルの実験のようにひたすら登る。

大学までの階段が163段。
家に戻るまでの階段が121段。

それを毎日登れば、いつかしか富士山登頂もエベレスト登頂も夢ではない、さあがんばるぞ、

現在に生きる

2012-04-11 22:42:15 | 時間
先週の入学式に、在校生代表が新入生にお祝いの言葉を述べた。その中で紹介していたのが、夏目漱石の『倫敦消息』の中の次の言葉だ。

 前後を切断せよ、
 みだりに過去に執着するなかれ、
 いたずらに将来に望みを属するなかれ、
 満身の力をこめて現在に働け。

そうなのだ。過去を思い煩ったり、未来を妄想していてはだめである。現在に生きることが大事なのだ。

夏目漱石も時間的展望について語っていたことを知り、その発見に感激した入学式だった。

新しい本が出ました

2012-04-07 22:41:09 | 心理学
編集委員長をやっていた本が出版されました。
心理科学研究会編『中学・高校の教師になるための教育心理学 第3版』有斐閣
初版は1993年、改訂版が2002年。初版のときから編集委員としてかかわってきました。
初版が出てからもう20年も経ちます。ロングセラーです。
第3版では、初版からの精神を受け継ぎながら、全面改定して内容を入れ替えています。
これまで同様に、多くの人に受け入れられることを祈るばかりです。


沈丁花

2012-04-04 21:50:03 | 季節
今年は寒い日が続いて沈丁花が咲くのも遅かった。きれいに咲いた沈丁花を一枝切り取って花瓶に挿してみた。こんな小さな花なのに、部屋中にいい香りがしてくる。その存在感たるや、すごいものだ。




春ならい

2012-04-03 20:56:23 | 季節
ならいとは、冬に吹く強い風のこと。

 夕ならい一ときは月のほそりかな 万太郎

今日の強風は、春ならいだ。台風以外に、こんな強い風は経験したことがない。

傘を差したら危険なので、雨に濡れるがままに歩く人々。

それが今は、もうすっかり静かになって、あんなに荒れていたのが嘘のよう。

ならいは、どこに行ったのか。