こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

音楽のように聞こえるオランダ語

2005-08-03 03:58:17 | 土地
94~95年に一年間ベルギーで暮らし、ベルギーのテレビ放送局の番組を見たり、身のまわりの人々が話すオランダ語を聞いて、オランダ語は音楽のように美しい言葉だと思った。今でも、それは変わらない。

その後にも、2回ルーヴァンに滞在したことがあるが、短い期間だったので、そのときには気がつかなかった。

今回、4ヶ月ルーヴァンに暮らして、その意味がようやくわかった。そう。ベルギーの人が話すオランダ語はフレミッシュ(フラマン語)、古いオランダ語なのだ。オランダ語とフラマン語があるということは知っていたが、その違いを耳で聞き分けることができるようになったのだ。と言っても、全体の印象に過ぎないが。

標準オランダ語からすると、フランダースの人たちが話すオランダ語は訛っているといることになる。反対に、ルーヴァンの人は、オランダ人の話すオランダ語はstrongだと言う。確かに、テレビのチャンネルから流れてくる言葉を交互に聞いてみると、オランダ放送局の言葉はドイツ語に近い感じがする。ベルギー放送局のオランダ語は耳にやさしい。

いまだにオランダ語はほとんど理解できないけれど、オランダ語のなかの違いをちょっとだけ分かるようになったことがうれしい。