
5月4日(金)、私は、春国岱を4年ぶりぐらいに訪れました。


入口の看板は名言が書かれていますす。


「とっていいのは写真だけ、のこしていいのは思い出だけ」と書かれています。野生のままで、多くの生き物が暮らしています。当然です。
木道はまっすぐ伸びています。

そして、干潟が広がります。


ちょうど引き潮でした。巻貝がたくさんいます。

木道を進んでいくと、エゾシカがお食事中でした。


よく見ると、草や木に囲まれて多くのエゾシカがお食事中でした。


写真には、全部で5頭います。保護色なのか、回りの風景に溶け込んで見つけにくいです。
木道は奥へ続きます。この部分は材料が新しいことから、新たに復元された部分でしょう。


やがて、木道からはロジャー・ディーンが描きそうな風景が続きます。




トドワラは、海水に浸食され、トドマツの林が立ち枯れているものです。荒涼とした景色が広がります。
春国岱は、風連湖と根室湾を隔てる砂州です。約8km、660haの面積があるそうです。湿地や原生林が広がります。中でも、砂丘上のアカエゾマツはあまり例がないそうです。

木道の分岐点に来ました。

キタキツネコースとアカエゾマツコースが有ります。右のキタキツネコースに行きましたが、木道の終わりから巨大な水たまりが有り、長靴等でないと進めません。引き返して、アカエゾマツコースを進みました。
木がかなり倒れています。

2014年、2015年の低気圧の被害は大きかったようです。

木道の終わりに、下の解説板が有りました。

ここは最も古い第三砂丘で、かつてはアカエゾマツの純林が広がっていたそうです。しかし、徐々にトドマツ、ミズナラが侵入し、より遷移が進んだ状態になっています。2006年、2014年、2015年の低気圧による暴風、高潮、高波により、現在の状態になったとのことです。

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