
岡山城天守閣は第二次世界大戦の戦災で焼失しました。

現在の岡山城はたぶん鉄筋コンクリートの城です。外観は同じでしょうが、中にエレベーターのある城です。

この岡山城で唯一、残ったのがトップの写真の月見櫓です。

国指定の重要文化財で、普段は見ることはできません。今年は11月2日から4日まで、特別公開されていました。偶然にも、公開の2日に行きました。

城外からは2階建の櫓に見えますが、実は3階建てです。石垣が高く積まれ、段差があることからこのように見えるのだそうです。
内部に入り、急な階段を上がり、3階につきました。
上からの眺めは下の写真です。後楽園も見えます。


櫓の中には、武者隠しがありました。

敵が櫓内に入ってきたときは、兵をここに隠しておいて対応するのでしょうか。

岡山城は宇喜多秀家が築き、その後、小早川氏、池田氏が居城とします。その宇喜多秀家の時代の石垣が下の写真です。

石垣が埋まっていたということは、城が拡張されたのでしょう。

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