
6月23日(日)、私は鎌倉の紫陽花を観賞するため、4つの名所を訪れました。その中に、鎌倉五山という禅宗の寺の格付けの第二位の円覚寺に最初に行きました。そして、明月院の後、鎌倉五山第一位の建長寺にも行きました。



三門は国の重要文化財です。

1775年(安永4年)に再建されたものだそうです。楼上には釈迦如来、十六羅漢、五百羅漢が安置されているそうです。
円覚寺の梵鐘は国宝でしたが、ここ建長寺の梵鐘も国宝です。



重さ2.7tで、1255年(建長7年)に鋳造されたそうです。
有名な正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句は、夏目漱石が1895年(明治22年)に詠んだ「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」の句が元になっているそうです。

建長寺は、鎌倉幕府第五代執権の北条時頼が1253年(建長5年)に創建したそうです。南宋の僧、蘭渓道隆が開山です。その蘭渓道隆が植えたとされる(樹齢760年だそうです


仏殿も国の重要文化財です。
その後ろにあるのが、法堂です。1814年(文化11年)の再建だそうです。

花頭窓が面白いです。


方丈の前に趣向が変わった門が有ります。唐門です。

1628年(寛永5年)、徳川二代将軍の秀忠の夫人、お江の方の霊屋(みたまや)の門として建設されたものが、1647年(正保4年)に寄進されたものだそうです。

門の前には、甕植えのハスが蕾をつけていました。

方丈の中からも、この門をみることができます。

そして、方丈の裏には素敵な庭が有ります。


右手の建物は、得月楼というそうです。
建長寺は、寺の面積が大きく、ゆったりと多くの建物が配置されています。美しい紫陽花とともに、素敵な時間を過ごすことができました。

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