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5月1日の道玄坂69の7thワンマンライブ「道玄坂的アイドル」で、田中ぴあさんが延長(彼女達のライブではアンコールをこう呼ぶ)のMCでこんなことを言いました。
「田中ぴあとして2年、アイドルとして1年活動した。アイドルになった時、離れて行ったファンもいた。「おまえは胡散臭いんだよ。」とも言われた。」
胡散臭くなかったことは、田中ぴあさんが証明しましたね。道玄坂69は実力が有り、組織として活動できるアイドルグループだからです。あなたもそのメンバーですから。
私が、道玄坂69は実力があると感じたのは、4月19日の福岡のライブでした。この時の2曲目は「毒針」です。イントロが流れ、朝日奈いちごさんがソロに入るところで、バックの音楽が消えます。朝日奈いちごさん、構わず、アカペラで歌い出します。続いて田中ぴあさんも歌います。音楽は戻ってきません。天宮みすずさん、神崎ゆまさんもアカペラで続けます。次の宇佐美みおんさんも同様です。そして、皆で歌う部分もアカペラで歌います。一番の終わりです。朝日奈いちごさん、一拍ほど遅らせると、音楽が聞こえてきます。自分のパートだと気づいた宇佐美みおんさんが、ステージ前方に出て歌い出します。みんな、何事も無かったように歌い終わります。朝日奈いちごさん、「毒針のアカペラバージョンいかかでしたか?」とコメントを入れます。これ、実力が無いとできないと思います。
同じ5月1日の延長のMCで神崎ゆまさんが、泣きながら、こう話します。
「1週間前、全く、声が出なくなった。自己管理できない自分が悪いのだけど、メンバー、誰も責めなかった。その間にもライブがあったけど、メンバーが私のパートをやってくれた。」
これを聞いて野苺れみさんが、「自分の番が来る前に泣いちゃった。」と言います。
私は、道玄坂69はチームワークが有り、有機体的組織(ストーム・フレーカーだっけ?)になっているのだと思います。
企画での成功は、私は「神崎ゆま生誕祭」だと思います。そして、実力を発揮したのは先の福岡でのライブだと思います。そして、これまでの最高だったのが、今回の7thワンマンライブ「道玄坂的アイドル」だと思います。糯田まなさんが、「前回もワンマンライブに出た。今回は全然違った。」と感想を述べています。どんどん成長している道玄坂69です。
今回のワンマンライブ、ものすごい数の曲が披露されます。新曲も3曲披露されます。彼女たちは、どのくらい時間を費やし、どのくらい練習したのでしょうか。
☆ 朝日奈いちごさん 前髪から滴り落ちる汗が、最高のステージであることを物語っていました。
彼女達の出番の音楽(4人体制のとき)が流れ、朝日奈いちごさんが登場します。続いて登場したのが、小鳥遊ひなさん(私は、すぐに分かりました)でした。次いで、木崎りこさん、成海ゆづさんが登場します。皆、卒業メンバーです。「言っちゃダメだ」が始まります。朝日奈いちごさん、今の道玄坂69のノリで、小鳥遊ひなさんのスカートを捲ろうとしますが、叩かれそうになります。当時はそんなエロいことはしていなかったから当然でしょう。朝日奈いちごさんを除く、現メンバーは、参加する前に全員卒業していますので、初対面でしょうか(練習では会っていると思いますが)。2曲目は、現メンバーも参加して、10人の道玄坂69で、「クリームソーダとチェリー」を披露します。
「その手が有ったか。」と私は思いました。でも、朝日奈いちごさん、田中ぴあさん、来年の5月1日、出演しなければならなくなる可能性大ですよ。
「アイドルになって、5年か。前回のワンマンライブから、卒業を決めた今回のワンマンライブまではとにかく早かった。」と朝日奈いちごさんは語ります。
無我夢中で駆け抜けた5年だったのでしょう。「道玄坂69は1回解散になって、くやくしくて。」とも続けます。私は3つの危機を乗り越えたと考えます。
ひとつ目 プロジェクトが求めた500人の集客にならず、道玄坂69は解散
ふたつ目 地下アイドルとして、自分達で道玄坂69を立ち上げる
みっつ目 道玄坂69は朝日奈いちごさんだけになり、体入メンバーで活動
今回の新曲「プロローグ」、「道玄坂的アイドル」のアンサーソングとして製作されたと紹介されました。裏には曲の製作者への感謝だそうです。でも、私は朝日奈いちごさんの歌だと思います。
「涙流しただけ強くなる」
「誰にもマネできない笑顔で」
「僕の絶対アイドル」
朝日奈いちごさんの笑顔は最高です。
ワンマンライブの最後の曲は「HIKARI」です。私の大好きな部分が有ります。
「とどかぬ夢だと笑われても、未来はきっと変えられるものだから」
そう信じて、朝日奈いちごさんはアイドルを続けてきたと思います。そして、とどいてしまったとも思います。ここまで、道玄坂69を発展させたのですから。
朝比奈いちごさん、「ライブ1回目から、アンコール、アンコールが延長、延長になったんだよね。」と田中ぴあさん、神崎ゆまさんに歴史を語ります。
そして、「プロローグ」から
「いつか君がいなくなっても、同じ空の下で僕は繋がっているから」
朝日奈いちごさん、お幸せにと願っています。
☆ 田中 ぴあ さん 今回は、駄々っ子の役に徹していました。演出効果は抜群でした。
田中ぴあさんが、昨年の2月に朝日奈いちごさんとともにFMラジオに出た動画が有りました。田中ぴあさん、落ち着かず、そわそわして、金魚鉢から外をチラチラ外を見ていましたね。体入した頃かな。初々しかったです。
それから、1年ちょっとですが、一番成長したのは田中ぴあさんだと思います(神崎ゆまさんは最初からレベルが高かった)。福岡のアカベラ「毒針」の時、2番目の田中ぴあさんが少し心配でした(宇佐美みおんさんも心配でしたが、)が、成長した田中ぴあさんは難なくやり遂げました。
「やめるの止めない。」「新曲WET、カッコ良いので、ちょっとだけ辞めなければよかったと思った。」「お家、帰りたくない。」と駄々っ子の役に徹していましたね。
「イッちゃんのいない道玄坂は嫌だ。」は本音でしょう。朝日奈いちごさんは、田中ぴあさんの憧れなのでしょう。そして、一生懸命、朝日奈いちごさんをサポートしてきました。でも、最後は残った5人の道玄坂69認めていましたね。
昨年の12月30日の6thワンマンライブの最後、「HIKARI」を歌った時、向かって一番左の田中ぴあさん、途中で右から2番目の朝日奈いちごさんの所にうつむいて向かいます。他のメンバー、「どうしたの?」とチラッと見ます。何か朝日奈いちごさんと話したようです。自分のパートを歌い、元に位置にもどりました。田中ぴあさん、次のワンマンライブで朝日奈いちごさんが卒業する決意であることを、この時、知っていましたね。「HIKARI」は、きっと、その時の最後の歌になるからです。たぶん、朝日奈いちごさんに「泣かないで。」と言われたと思います。
出身は関西だそうですが、ふだん、あまり関西弁はでませんね。7thワンマンライブでは、「まだおわらへんで。」と言っていました。雰囲気的に神戸市かな?
田中ぴあさんが作詞した「GARDENIA」、道玄坂69が歌い続けてゆきます。田中ぴあさんの存在は無くなりません。婚活はリップサービスだと思いますので、これからも支援をよろしくお願い申し上げます。