昨年の6月12日のことです。長野市内のホテルに入った私は、買ってきた雲山善光寺カップを飲み、次いで、「千曲錦 藤村のにごり酒」をいただきました。トップと下の写真です。
純米のにごり酒は、やっぱりおいしいです。私は大好きです。
この酒を醸造しているのは、長野県佐久市にある千曲錦酒造㈱です。創業は1681年(天和元年)なのだそうです。酒米に長野県産の美山錦を使用しているとのことです。また、三段仕込みが一般的ですが、六段仕込にしているものもあるそうです。
「藤村のにごり酒」は、島崎藤村の「千曲川旅情の歌」の下の部分から、酒銘がつけられました。
千曲川いざよふ波の 岸近き宿にのぼりつ
濁(にご)り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む
千曲錦酒造㈱では、「リ・ヴァン・セブン」という米のワインも醸造しています。