このブログで、既に後楽園と兼六園は紹介しています。三大名園で残っている偕楽園に8月6日(日)に行きました。
偕楽園は、第九代藩主の水戸斉昭公によって造園されたものだそうです。

偕楽園駅から行くと坂道の途中に「大日本史完成の地」との碑が有りました。

第二代藩主の水戸光圀公が編纂を命じた歴史書が「大日本史」です。1657年(明暦3年)のことだそうです。それから約250年後の1906年(明治39年)に397巻が完成したそうです。

坂を登ると神社が有ります。水戸光圀公を祀る常磐神社です。能舞台が有りました。

戦災で唯一残った建物である神楽殿を1991年(平成3年)に能舞台に改修したのだそうです。
常磐神社に併設されて、東湖神社が有ります。藩政改革や兵器軍艦製造などで力を発揮した、水戸斉昭公の片腕の藤田東湖を祀る神社だそうです。日本酒が献上されていました。

日本酒類販売㈱が献上したようです。献上された酒は、その子会社の八重壽銘醸㈱の「八重壽」です。秋田県大仙市で醸造している会社です。
御成門から中に入りました。

梅林の中です。



トップの写真の「満月」という梅は2.5cm程度の中輪の白色の花が咲くそうです。梅の咲く頃の風景はきっと素晴らしいことでしょう。しかし、今は夏です。

好文亭表門が現れました。

この門をくぐると景色が一変します。左が孟宗竹林、右が大杉森となります。美しいです。


好文亭に向かう途中に「吐玉泉」が有ります。



もともと湧水のある場所に設置されています。石は大理石で、常陸太田市の真弓山の産だそうです。1987年(昭和62年)に設置された、四代目だそうです。1日約100tの水が湧出するそうです。
こうして、私は好文亭に近づいて行きました。
