日光東照宮には、日本で一番有名な猫がいます。国宝の眠り猫です。
それほど大きな彫刻ではないため、位置を示す紙が貼られています。
左甚五郎の作だと言われています。牡丹の花の中で寝ています。この先は、徳川家康の霊廟、奥宮です。何故、ここに猫なのかは諸説が有ります。
裏側には、2羽の雀がいます。
戦国時代から安土桃山時代を経て、江戸時代という安定した時代に入ったことを左甚五郎が表現したのでは?という説が有ります。
奥宮へは、細い通路とかなりの石段を登ります(急なので、降りる方が怖いです)。
やっと、奥宮に到着します。
一番、奥には御宝塔が有ります。
徳川家康公の神柩を収めているそうです。もともと木製でしたが、石造に改められ、五代将軍徳川綱吉の時に唐銅製(金、銀、銅の合金だそうです)に改鋳されたそうです。