しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

札幌の街をアキアカネ(赤トンボ)が飛んでいます。最も進化したトンボなのだそうです

2012-09-27 21:50:25 | Weblog

 今から、7、8年前、赤トンボ(アキアカネ)を初めとするトンボの話を専門家から聞いたことが有ります。

 生物の進化を、知能という尺度で測れば、人間が最も進化している。しかし、数の多さという尺度を進化とすれば、最も進化したのは、体を小さくして数を増やした昆虫である。頂点はハチらしいとのお話がありました。目からウロコです。

 トンボの世界で最も多いのはアキアカネ(赤トンボ)なので、最も進化している。古いタイプのトンボは縄張りを張る。これに対し、新しいタイプのアキアカネは縄張りを張らないトンボであり、いくらでも狭い地域に生息できる。おまけに、こんな水溜りに産卵しても無駄なのにという所にも産卵する。このフロンティア精神で、どこかで育つこともあるだろうということで、自分の子孫を増やすことができる。なので、アキアカネはこんなに数が多いとのお話だった(かなり、前に聞いているので間違っているかもしれません。)と思います。

 サケ、サクラマス、カラフトマスも母川回帰の強いサクラマスが一番古いタイプ、サケが次、ほとんど母川回帰しないカラフトマスが新しいタイプだそうです。どこの川にも帰るということは、生息域が限定されず、子孫を増やすことができるそうです。

 「なるほどなー。」と思います。

 なお、私が子供の頃、顔までが真っ赤な赤トンボを「嫁さんトンボ」と呼んでいましたが、これはナツアカネだそうです。そんなことも教えてもらいました。
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