カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
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ご期待の下さい

bolt 

2017-05-07 00:08:48 | 日本国内にはない記述
bolt 

大国、アメリカの後援するCNRPがカンボジアの選挙に正しい投票制度が無いという話は正しい認識で、投票権を剥奪された人々が100-300万人程度がいると言う主張も正しく、現フンセンベトナム人独裁政権が多様な手段を講じて政権交代を防いでいると言うのですから、選挙制度以外も「是正の必要がある」という認識です。
個の話は、前回の記述で野党の活動をしている人々の有力な家を監視して出入りする人々を確認し、出入りした人々の特定をして「家族全員の問題理由」を探し出して投票できないCPP都合による運用を行い、よって数百万に上る人々の投票権を奪っています。

やり方の実例
5年に一度の選挙ですから、数年程度は年に1-2回程度の帰省でも選挙の投票が保障されてましたけど、2008年の選挙では厳しい監理がされてまして、投票するには事前に住所に住んでいることを現実に証明せよと言う話で投票権を無効にされ、無効者の理由が投票所に明示されまして、不服が有るなら選挙前に事前に帰省して投票権の確認をすればいいのではないかと言う対応をされます。
都市で出稼ぎしている人は、帰省を好きな形で段取り出来ないのを知っていて「投票権剥奪運用」をするのですが、CPP加盟の門閥は全員障害が設定されないで投票可能なので不公平だと野党は主張していまして、処遇の異なる法律の適用なので単なる屁理屈の議論ではないと言う事です。

ベトナム人の政的監視網は、カンボジア全土のあらゆる地区であらゆる手法が構築されて実行されていますから、野党が政権を採った場合には「ベトナム人政的監視網の破壊」が必要ですのでかなり大騒動になりますけど、監視の目的で単に見ている人間を犯罪者には出来ませんし、裁判になったら必ず負ける事になり「難癖」呼ばわりされます。
しかし、報告された監視内容で人物が特定されて不合理な処遇を受けるので、どうすればいいのか?

以上の説明は、2013年の選挙後に野党(CNRP)が主張した現政権の組織的不正に関した話ですけど、2018年の選挙では更に大きな話に発展して不当な選挙と判断されますので、フンセン独裁政権の継続ではなく「消滅」する場合が有るだろうと思います。

★私は、同監視網のベトナム人門閥組織を確認可能ですが、大概の人は信じませんし「現地居住者」も知らない人が多いので、説明することをしませんでした。
ハッキリと言える事は、不正な手法で国政選挙の投票権を奪われた人々が多数いると言えまして、2018年の選挙では確実に問題視されるはずと認識していますので、政権交代が実現するはずと思います。
コメント
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